エジプト旅行記 2016年 エジプト ナイルクルーズ 「 コム・オンボ神殿 」


ナイルクルーズ2日目、午前中は 「 イシス神殿 」 と 「 アスワンハイダム 」 を観光。
観光を終えたクルーズ船は、アスワンの岸辺を出航し、ナイル下流の町 「 エドフ 」 を目指します。



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今日のランチは、屋上のデッキでいただきます。



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デッキ上は灼けるように熱いのですが、船が運航している間は涼しい川風が吹き抜けるので、お食事をいただくこともさほど難儀ではありません。


船から眺めるナイル沿岸の緑も目に優しい (笑)



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今日のメニューは

前菜にブレザオーラ



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ちょっとパストラミっぽい (笑)


グリーンピースのポタージュ



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シーフードのタリアッテレ



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若鳥のローストと、シェフにリクエストした 「 コシャリ 」



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エジプトの国民食と言われる 「 コシャリ 」

お米に、マカロニ、スパゲッティ、ひよこ豆、レンズ豆等をミックスして、揚げた玉ネギをトッピング、ピリ辛のトマトソースとアリサでいただく 「 炭水化物爆弾 ! 」

お味のほうは・・・ B級グルメに不可欠なパンチ力が足りないような。
お米と、マカロニ、スパゲッティ、豆類が、バランスよく調和して混然一体となったハーモニーを奏でるのかと思ったら、まるっきりてんでばらばらでそれぞれが主張しあう、見た目そのままの味わい。

同じ炭水化物の組み合わせでも、日本のモダン焼き、焼きそばパン、スパゲティロールは、さすがに完成度が高い !
味付けも、日本のそばめしのほうが、より下世話で好みかも。

それともオベロイ仕様で、必要以上に上品になってしまった?
一度経験したら、もういいかな (笑)


デザートには、フランボワーズのムース



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アラブ風のスイーツ



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昼食を終えたころ、ちょうど次の目的地に到着です。

「 船を降りたら、そこは遺跡 」
このお手軽なコンビニ感覚が、クルーズ船の醍醐味 (笑)



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「コム・オンボ」

隼の顔をもつ 「 ホルス神 」 と、ワニの顔をもつ 「 ソベク神 」 に捧げる神殿。
2神を祀っていたため、神殿への入口も2つ、本殿奥の内陣も2つ、2つの神殿が中央で合体したように左右シンメトリックにつくられている珍しい構造が特徴です。



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遺跡が発掘されるまで、神殿の大部分が砂に埋まっていたため、レリーフの保存状態も良く、神殿オリジナルの色彩が残っている部分もあります。



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プトレマイオス朝に建設された神殿は、列柱などにやはりギリシア建築の影響が見られますが、「 イシス神殿 」 より早い時期に建てられたので、まだ柱は太く 「 イシス神殿 」 ほど洗練されていません。

遺跡のある町の名前 「 コム・オンボ 」 とは、「 オリンポスの丘 」、 オンボ=オリンポス、コム=丘、という意味。
古代ギリシア、ローマの影響が、エジプト全土に広まっていたそうです。



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神殿を囲む回廊も、精妙なレリーフで隙間なく埋め尽くされています。
神を讃える神話、ファラオにまつわる絵巻、当時のエジプトの人々の生活・・・・



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神から洗礼を授かっているファラオ



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南北エジプト統一の象徴、プスケント ( 2重冠 ) を戴冠し、エジプト王となるファラオ


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即位後の儀式の模様
何か大切な道具をもらっています ( 失念 )



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古代エジプトの医学の様子を描いた有名なレリーフ。

医者の道具の中には、すでに鉗子やメスも・・・・・
左の台に腰かけている女性は、当時の分娩の様子だそうです。



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「 コム・オンボ神殿 」 、静かというより閑散としていて、他の観光客を見かけませんでした。

なので遺跡内にいる暇を持て余した似非ガイドが、かなりしつこくつきまといます。
ずっと無視していたら、最後には友達と2人の記念写真を撮って欲しいと厚かましくリクエスト。



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カメラを見たら写真を撮ってもらいたがることは、発展途上国ではよくある光景。
写真くらいなら・・・・ と思って、シャッターを押したら

いきなり 「 モデル代、よこせ~っ ! 」

かつて経験したことのないあまりに斬新な押し売りスタイルに、唖然とした後、思わず爆笑してしまいました。
エジプト人、たくましすぎる・・・

写真を見返しても、絵にかいたような悪人面。
「 ホーム・アローン 」 にできてきた、2人組の強盗みたい (笑)


「 コム・オンボ神殿 」 を見学した後は、船に戻ってアフタヌーンティーをいただきます。
今日の日没までには、エドフに到着する予定です。



つづく


by nonaetamu | 2016-12-23 01:07 | エジプト | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 エジプト ナイルクルーズ 「 イシス神殿 」



ナイルクルーズ2日目、今日の観光はイシス神殿とアスワンダム。
涼しい午前中に見学が終わるよう、8時に船を出発します。 

早起きをして、まずは朝ご飯。
メニューは、洋食とアラブ風からのチョイス。

アラブ風の朝食は、ピタパンと、ひよこ豆のコロッケ 「 ファラフェル 」 と、ひよこ豆のディップ。



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「 ファラフェル 」 は、日本のコロッケのような食べ物で、中近東でとてもポピュラーなのですが、日本のコロッケと同様、美味しいものとそうでないものとの味の差が甚だ大きい。 美味しくないものは油っぽくて中がガチガチ。 オベロイの 「 ファラフェル 」 は、揚げたてホクホクで、さすがの出来ばえです。


洋食は、玉子料理、パンケーキ、ワッフル、クレープ等、好みのメニューを注文できます。 メニューにないスモークサーモンのエッグベネディクトをリクエストしたのに、かしこまりましたと余裕の神対応。 たった2人だけのクルーズに、どれだけ食材を用意しているのか? 今回のクルーズで利益があるの?と他人事ながら思わず心配になってしまいます (笑) 



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クルーズ船の名前でもある 「 フィラエ 」 とは、ナイル川に浮かぶ小島に由来します。

フィラエ島は 「 ナイルの宝石 」 と呼ばれた緑豊かな美しい島。 豊穣の女神 「 イシス 」 が、エジプト王ファラオの象徴でもある天空と太陽の神 「 ホルス 」 を生んだ神聖な場所です。

「 イシス神殿 」 は、紀元前100年頃のエジプト末期王朝、クレオパトラの父王プトレマイオス12世によって、フィラエ島に完成した、イシス女神に捧げる神殿。 現在の神殿は、 「 アスワンハイダム 」 の建設による水没の危機をさけるため、隣の島に移築されたもの。 アブシンベル神殿と同じ運命を辿った神殿です。 


クルーズ船から車で10分、アスワンダム近くの船着き場から、小船に乗り換えてイシス神殿に向かいます。



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船着き場には、何百隻もの観光船が停泊しているのですが。 
他の観光客は見当たらず、ほぼ開店休業状態。。。。

機関銃を構えた警官も私たちのボートに同乗。
クルーズ船には護衛の警官が常駐しています。



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アスワンダム
1902年、イギリスが造った当時世界最大を誇った巨大なダム



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船の行く先にイシス神殿が見えてきました。



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列柱に囲まれた神殿の前庭



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列柱の装飾から、ギリシア文化の影響が見られます。



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圧倒的なスケールの第一塔門



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ハヤブサの顔をした 「 ホルス神 」 ( エジプト航空のシンボル )
頭上に太陽をのせている 「 イシス神 」
右はエジプト王 「 プトレマイオス1世 」

敵の大軍を破り、王位を授かる場面です。



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参道には傾斜があり、本殿に進むにつれ少しずつ高くなっています。
本殿が、参拝者の目線の高さになるように計算されているそうです。

外の明るさとコントラストを持たせ、明度も徐々に下がっていきます。
これは本殿の神秘性を高める効果を意図したものだそうです。



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神殿内部には多くのレリーフが、状態よく保存されています。

現在は色が落ち花崗岩一色の神殿ですが、当時は神殿全体に華やかな彩色が施されていたそう。


「 子供のホルス神に、授乳するイシス神 」



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古代エジプトの象形文字、ヒエログリフの特徴も教わります。
カルトゥーシュという枠で囲まれているのは、エジプト王ファラオの名前。



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一通りの説明が終わると、あとは自由行動。
遺跡内を、勝手気まま、思う存分散策します。



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イシス神殿から眺める、アスワンダム



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イシス神殿の次は、アスワンハイダムまで車で見物にいきます。

既存のアスワンダムだけではナイルの氾濫を治めることができず、さらなる大型ダムが必要となり、10年の歳月をかけ1970年に完成した巨大なロックフィルダム。 エジプト革命、第二次中東戦争により、イギリスからの資金が途切れたなか、旧ソ連の援助で建設されたダムです。 なので、エジプト人はロシアに対して親近感を持っているそう ( 反対にアメリカは、やはりアラブの敵とみなされているよう )


ダムが巨大すぎて写真に納まりません (汗)



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琵琶湖の8倍ともいわれる巨大な人造湖「ナセル湖」の出現により、アスワン地域の気候さえ変わってしまうほど自然体系に変化をが起こったそうです。 ( アスワンは歴代世界で最も降水量の少ない町であったのに、ダムの完成により雲が発生し雨が降るようになったそう )

飛行機の窓からみたナイル、ホテルや船のキャビンから実際に目にするナイル。 その深い水色の美しさに、さすが 「 青ナイル 」 と呼ばれるだけのことはあると、無責任に感動していたのですが、この青さは本来のナイル川の色ではないそうです。

ダム完成前の本来のナイルの色は、チャオプラヤー川やメコン川と同様、肥沃な土壌を溶かした茶色い川だったとのこと。

ダムの完成で肥沃な土壌がダム底に沈殿するようになり、川の色も次第に澄んで青色に変化したそう。
肥沃な土が運ばれなくなった川下では、洪水はなくなった替わりに農地がやせ、塩害が発生し、エジプト農業には大きな被害をもたらしているそうです。

さらにプランクトンの減少により、地中海の豊かな漁場の水産資源にも悪影響を及ぼしているとのこと。

ナセル湖では貯水量の3分の1が熱風で蒸発してしまうため、灌漑用にと予定していた貯水量に到達するまでは200年かかるとも言われているそうです。



午前中の観光を終えて、船に戻ります。



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乗船してほどなく、クルーズ船は出航します。

アスワンの岸を離れ、ナイルを下り、エドフの町を目指します。




つづく


by nonaetamu | 2016-12-17 20:50 | エジプト | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 エジプト ナイルクルーズ 「 The Oberoi Philae 」 ディナー



ナイルクルーズの初日、午後は観光の予定が何も入っていません。
お昼ご飯をいただいたら、あとはデッキでごろごろうだうだ。

クルーズ中の一日のスケジュールは、基本的に観光は半日だけで、あとの半日はリラックスタイム。
私たちが最終日まで脱落せずに全ての観光をクリアできたのも、このゆるゆるなスケジュールのおかげです (笑)


屋上デッキにあるプールは長さ11m、船の規模にしては十分な大きさ。
今回は私たち専用のプライベートプールのようなものなので、誰に気兼ねもせずやりたい放題 (笑)



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プールの両サイドにはジェット水流の装置が備わっているので、ジャグジーとしても楽しめます。
ナイルの真ん中で温泉気分を。 「 ババンバ バンバンバン~ ! 」 ( © 永六輔 )



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プールサイドには、お昼寝に最適なデイベッドも。
デッキチェアよりも、快適、熟睡~



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プールの後ろには、リビングスペース。



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真ん中にあるキッチン兼バーカウンター。
ゲストが多い時には、デッキでBBQが楽しめるそうです。



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デッキ後方には、お食事をいただくダイニングスペースがあります。



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船首からみた、ナイル川の眺め。



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船尾からみた、アスワンの街並み。



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昼寝から目が覚めると、もう暮色が迫っています。
一日の過ぎ去るのが、なんと早いこと!



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対岸、聖シメオン修道院の丘の上にあるアガ・ハーン廟



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ナイルの中州、エレファンティネ島にも、灯りが点りました。



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今夜のディナーは、少し早め、8時からいただきます。
2人だけだと、あまり遅くならないようにと、こういう場面でやっぱり気を使います。


前菜には、アジア料理から揚げ春巻き



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アラビア料理から鶏のケバブ



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洋食から、オニオングラタンスープ



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主菜は、豪州産和牛、サーロインのステーキ



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仔羊背肉のグリル



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デザートに、ピスタチオのセミフレッド



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シトロンのタルト



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ぜんぶ美味しくいただきました!
ご馳走様でした。


食後は、船から降りナイル河畔のコルニッシュを流して、アスワンのスークを冷やかしに。
エジプトでは、日常に使用する単語に、なぜかフランス語が多く使われています ?

ラマダン時期とあって、町の中心、鉄道駅の裏手にあるスークは、夜中近くでも多くの人出で溢れています。

不愛想で古くくたびれた都市計画風の街並み、町中に目立つ多くのスタチュー、光量の少ない街灯、アスワンの町はまるで共産主義国のようなシャビーなエキゾチシズムで溢れています。 そんな街並みの陰鬱さとあいまって、観光産業で成り立っているアスワンの町はかなりの打撃を受けて困難な状況にあると想像できるのですが、ラマダンのお祭りのムードにかき消されて、それほど切迫した悲壮感や、観光客を狙ったしつこい物売りに遭遇することもなく、無事に町の散策を楽しめたのは幸いでした。



夜の街の散策を終え船に戻りキャビンに入ると、ターンダウンが済んで、すっかりお休みモードに。



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白鳥のタオルワークが、女子 おばさん2人の寝室に、無意味な華を添えています (笑)



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つづく


by nonaetamu | 2016-12-12 01:26 | エジプト | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 エジプト ナイルクルーズ 「 The Oberoi Philae 」 船内施設



ナイルクルーズ初日、キャビンへのチェックインを済ませたら、お昼をいただきに食堂へ向かいます。
食堂は船内に一か所、ホワイエの下の地下にあります。



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窓際のテーブルに落ち着いて。



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地下にある食堂のフロアは、川よりも低い位置。
なので、ナイルの川面は食堂の窓のすぐ下。 水、近~い !



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昼と夜の献立は、前菜、スープ、主菜、デザートの4コース。
スープ以外は、4種類の選択肢からチョイス。

日替わりのメニューは、前菜、主菜ともに、洋食、アラブ、アジア、インド料理からの選択。
ベジタリアンの料理も必ず用意されています。

お料理は、さすがオベロイとうなずける安定感。
毎日のお食事が楽しみになる内容でした。

食事の始めにシェフがテーブルに挨拶に見えて、これから滞在中にいただく献立を相談するのも 「 ジ・オベロイ・スタイル 」
シェフはインド料理にも精通なさっているとのことなので、ディナーには、インド料理、エジプト料理、鳩料理を。 エジプトのB級グルメとして有名なコシャリをランチに一度、とリクエストしました。



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生春巻きは、ベトナムというより、どこかタイ風。
シーラチャソースでいただきます。



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大好物のガスパチョ。
メニューにあると必ず注文 (笑)



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羊のグリルだったような・・・



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シーフードのリゾット



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アイスクリームとシャーベットは、5種類からのチョイス。



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メナハウスに35年勤務したGMの元、サービス陣も抜かりありません。
ベテランスタッフと新人スタッフ、仲の良いチームワークも微笑ましい。


去年の12月に改装を終えて再就航していらい、なんと私たちが最初のゲストとのこと !
( どうりで体験ブログをチェックしようと探しても、まったくヒットしなかったわけ )

まだ来ぬ客をいまかいまかと待ちわびながら、6か月以上も、エアートレーニングを重ねてきたスタッフの皆さん。
そんな飢餓状態に初めて飛び込んだ客とあって、スタッフのサービスはアテンティブを通り越して、飢えた猛獣の檻に投げ込まれた子羊のような生贄状況。 ボート内のどこに居ても、皆さんのかまいたいオーラが痛いほどひしひしと伝わってきます (笑)



食事を終えたら、さっそく船内の探索にでかけましょう。


1階中央のホワイエは、2層分が吹き抜けになった空間。

観光に出かけるときには、水筒を用意してくれて、ここで皆さんにお見送りをしてもらいます。
観光を終えて帰ってくると、冷たいお絞りと飲み物でお迎え。 我が家にいるようなフレンドリーで温かいサービス。



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小さなリフトも1台ありますが、動きがとてもスローモー。
階段を歩いたほうがずっと早いので、ほとんど利用しませんでした (笑)



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パブリックスペースはボートの前部に、客室はボートの後部に配置されています。

特に遠景が素晴らしいということもないので、階数による客室からの眺めにさほど違いはないと思います。
むしろ下の階の方が、より川が近く感じられて面白いかも ( ただし停泊時に川岸側にならないように注意が必要 )



1階にはバーラウンジと



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ミニシアターがあります。



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ラウンジの奥には、ワインセラー



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ワインセラーの奥の階段を上がると



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シガーラウンジと



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ライブラリーがあります。



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午後の早い時間は、屋上のデッキのフロアが歩けなくなるほど熱くなるので、
図書室のカウチソファーで昼寝をするのが毎日の日課 (笑)



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3階には、ジムと



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ヘアサロン



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スパがあります。

セラピストは、バリからやってきたインドネシアの方。



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ダブルのトリートメントルームが4室。
夜なのでスクリーンが下りていますが、昼はナイルビューの明るいお部屋です。



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金もいらなきゃ、女もいらぬ。
背も、豪邸も、億ションも、いらないから
あたしゃこのボートを自宅代わりに欲し~い ! ( © 玉川カルテット )

淀川に係留して、中の島クルーズや、神戸港クルーズを愉しむ (笑)

と、願うぐらいに快適な滞在でした。


さて午後は観光の予定がなにも入っていません。
屋上のデッキでのんびりと過ごしましょう。



つづく


by nonaetamu | 2016-12-08 21:29 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト ナイルクルーズ 「 The Oberoi Philae 」 客室



午前中にヌビア博物館の観光を終えて、お昼過ぎにナイルクルーズのボートに乗船します。
ナイルに400隻あるというクルーズ船の中から今回選んだのは 「 The Oberoi Philae 」

インドの高級ホテルグループ 「 オベロイ 」 が運営するクルーズ船。
5年をかけての大改装を終えて去年の12月に再運航を始めたばかり、出戻り処女航海 (笑)

キャビン22部屋、定員44名、4層建ての中型船。
今回は他の乗客がいないので、この船すべてが私たち2名だけの貸し切りクルーズ !

このナイルクルーズが今回の旅のメインイベントです。 なのでホテルや飛行機の代金を支払った後にクルーズが中止になっては、旅自体が元も子もなくなってしまいます。 万が一のクルーズキャンセルが心配になって、航空券の購入直前にオベロイに運航の有無を問い合わせました ( 旅の2か月前 )

私たちの問い合わせに対するオベロイからの回答は
「 安心してください。 必ずクルーズは行います。 キャンセルは絶対ありません ! 」 

たとえ乗客が2人だけでも運航してくれるのかしら、と冗談を言っていたのですが・・・・ まさか現実になるとは (笑)

4泊5日のクルーズ、総数40名のスタッフに囲まれてのお姫様仕様の船旅。
これまでに経験したことがない贅沢で素晴らしい時間が過ごせました。
( 通常運行時のスタッフ数は60名です )

なにも考えず心からくつろげるクルーズは、極上のリゾートに勝るとも劣らない至福のひと時でした。




オベロイ・フィラエ の外観は、特に高級感もなくごくごく普通。



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ブリッジを渡り中に入ると吹き抜けのホワイエが。



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レセプションでチェックイン。



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私たちのキャビンは3階でした。



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ドアからお部屋ををみると



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右手にクローゼットとキャビネットがあります。



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オベロイホテル共通の、モダンで癖のない上品なインテリア。



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ベッドから入口方向。



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右手にミニバーがあります。



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ベッドから窓の方を。



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折り畳み式のカードテーブル



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窓を開けるとナイルの川面はすぐそこに。
気持ちの良い川風が吹き抜けます。



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大きな窓のある開放的なシャワールーム。
客室側に窓があるのは苦手ですが、外に向いた窓なら大歓迎 (笑)
( もちろん外からは見えないマジックミラーです )



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タイルの模様が明るくて可愛い。



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ドントディスターブの札は、ラクダがキスをしている絵柄
「 We are busy. Please come back later. 」
( 取り込み中です。後にしてね。)



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身の回りのこと、移動のこと、食事のことも一切心配せず
ぼーっと心地よいサービスに身を任せて観光をするだけの毎日。

至福の時間はあっという間に過ぎていきました。

7日間では長すぎて飽きるかなと心配して5日のクルーズを選んだのですが
終わってみると5日ではなく7日にしておかなかったことを後悔したほど。

むしろ船に乗ったまま日本に連れて帰って欲しかった・・・ 4日と言わず4年だって問題なし (笑)
お金持ちの方たちが自家用ヨットを持ちたがる理由も思わず納得。

船旅の虜になってしまいそうです。

料金は、観光、ガイド、移動、食事が含まれて、2名で2960ユーロ ( 約35万円 )
1泊3食、観光付きで、1人18万円弱だと考えると、むしろお値打ちと思える内容と充実度でした。

リピート確定、毎年にでも訪れたい想い出の場所となりました。


では、お昼をいただきに下の食堂へ行きましょう。




つづく


by nonaetamu | 2016-12-04 01:18 | エジプト | Comments(8)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 ヌビア博物館 」 



今日から4日間のナイルクルーズの初日。
朝10時にクルーズのガイドさんとホテルのロビーで待ち合わせです。

午前中に 「 ヌビア博物館 」 を観光。
昼過ぎにボートにチェックインして、船上でランチをいただくスケジュール。

博物館へ向かうバスの中で、ガイドさんから衝撃的な発表が
「 今回他の参加者はいません。クルーズの参加者は私たち2名だけです。 」

なんと22キャビン、定員44名の船が私たちだけの貸し切りクルーズに。
「 ゴールデンラッキー !  誰にも気兼ねをせずに好き放題できるー ! 」



結論からいうと、観光が毎日のスケジュールに組み込まれた 「 ナイルクルーズ 」 は、能動的に観光することがほぼない私たちにとって、豚に真珠 まさに最適な旅行スタイルでした。 あまりの快適さと4日間の観光をなしとげた達成感で調子に乗って、次回は生まれて初めての 「 団体旅行 」 にチャレンジしようかと思ったほど。 上げ膳据え膳のお任せツアーは、ものぐさな私たちにとって完璧なお膳立てでした。

もちろんガイドさんも私たち2人の専属
「 二人のため、ボートがあるの~  二人のため、ガイドがいるの~ 」( © 直美 )

今思うとなんとも贅沢なシチュエーションですが、常にガイドさんと真剣勝負という気疲れも正直な感想。
熱のこもったガイドさんの説明を一語一句を漏らさず聞いている振りをしなければならないし、たまには気の利いた相槌や質問もしなけらばなりません。

文字通り超英才スパルタ観光 !
こんなに真剣に人の話に耳を傾けたのは、大学の授業以来かも (汗)



「 ヌビア博物館 」 

エジプト遺跡観光のイントロダクションとして、エジプト史の概要を理解するには最適な博物館でした。

ヌビアとは、アスワンからスーダンにかけて栄えた地域の名前。 ヌビアの末裔であるアスワンの人たちは、白人やアラブ人に容姿が近いカイロの人たちとは異なり、アフリカ系黒人の特徴を備えた容姿をしています。 体格は大きく、黒い肌に、ちぢれた黒髪。

ガイドさんは、最初に私たちのエジプト史に関する習熟度、興味の対象を確認し、それに合わせて解かり易く丁寧に、エジプトの歴史、遺跡観光のポイント・方法を案内してくれます。

エジプトでは、大学でエジプト学や考古学を専攻し 「 エジプトロジスト ( エジプト学学者 ) 」 の称号を取らないと正式なガイドにはなれません。 なので博学なガイドさんはどんな質問にも、即座にとても明瞭に答えてくれます。 賢すぎてちょっと憎らしいほど (笑)



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博物館にはやまほどの展示物があるのですが、その中から気になったものを何点か

紀元前6千年以前の先史時代から、古代エジプト王朝、ギリシア・ローマの影響を受けた紀元前後のエジプト、キリスト教、イスラム教の影響を受けた西暦1000年くらいまで、ヌビア地方の遺跡から発掘された幅広い展示物が陳列されています。 エジプトでは、紀元前1000年なんて最近の出来事だそうで、歴史のあまりの大きさに時間の感覚が麻痺してタイムスリップしてしまいそう (笑)

「 ナイルの娘を得るもの・・・・ エジプトを得ん 」 ( © キャロル )



「 器 」

楽焼風のものがあったり、萩焼風のものがあったり。 
茶道のお茶碗・お道具に使いたい元祖 「 侘びさび 」 の極み (笑)



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ギヤマンも素晴らしい !



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イスラム模様のベルサーチ壺



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「 彫刻 」

砂に埋まっていたのが幸いしたのか、保存状態がよく不思議なほど艶やかで、数千年の時の流れを感じさせない美しさです。



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「 ジュエリー・アクセサリー 」

最大の興味をそそられた展示物は、もちろんこちら。

ジラフの櫛。 
8千年以上前にこんなに可愛い櫛が使われていたなんて!



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象印のキーチェーン。 
お洒落・・・・



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クラウン



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リング



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紫のファーの馬具



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全部欲しい! 買いたい ! だっておばさんだもん (笑)

「 キラキラしてるのだ~いスキ !! カワイイのだ~いスキ!! 美味しいものだ~いすき!! 」
「 買って ! 買って ! 買って ! 買って ! ちょーだい ! ちょーだい ! ちょーだい ! ちょーだい ! 」 ( © おねだり大作戦 )




観光を終えたら、いよいよ乗船です。

二人だけのプライベートボート ( しつこい 笑 )



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つづく


by nonaetamu | 2016-11-30 23:41 | エジプト | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 朝食



「 Sofitel Legend Old Cataract 」  感動に値する素晴らしいホテルでした。
今回の旅行を通して一番のお気に入りになったホテル。

何といってもお部屋からのナイルの眺めが素敵すぎる!
まるで絵画から抜け出したような完璧な構図、ため息がでます。

これこそ嘘偽りのない正真正銘の絶景ホテル (笑)
リバーサイドホテルフェチの方なら必宿の一軒。

実をいうと、早朝に出発する 「 アブシンベル神殿 」 観光のために時間調整で泊まっただけのホテル。
なんの下調べも大きな期待もない滞在だったのですが、予想を覆すまさかのダークホース。

なぜもっと早く訪れなかったのかと後悔したほどです(笑)

こんど再訪する時は3泊して、テラスやプールサイドでのんびりと過ごしたい。
もちろん次回こそはアブシンベル神殿観光にも・・・・(汗)



目が覚めたら真っ先に飛び出した朝のテラス
夕暮れとは異なる素晴らしいナイルの光景



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テラスから身を乗り出して
ナイルのパノラマを愉しみます。



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下に見える川に張り出した四阿が気持ちよさそう。
あそこで朝食をいただきましょうか。



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四阿にきてみると、日差しがあたって食事をするには厳しそう。
このまま少しお庭の散歩を愉しみましょう。



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私たちのお部屋は、2階の左手にあるテラスから窓が3つ。
お部屋の窓が二つ、もう一つはバスルームの窓です。

テラスのスタイルや大きさは部屋によってまちまち
やっぱり私たちのお隣のお部屋のテラスが広くてお勧めですね。



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ナイル沿いのプロムナードには
川を眺めながらのんびりできるお休み処がたくさんあります。



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プールもナイルのリバーサイド、
本館から少し下ったお庭の中にあります。



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プールから見た本館 「 パレス棟 」 です。



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朝は涼しく日中の酷暑がうそのよう。
爽やかなベランダで朝食をいただきます。



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テーブルに着くとまず、スムージー、3段のティフィン、パンのバスケットがサービスされます。
ティフィンのそれぞれのお皿には、フルーツ、シャルキュトリー、チーズが。

ジュースは、フレッシュのストロベリーと、懐かしの 「 カルカデ 」 を注文。
うん十年前、アサヒビールがアラン・サンドランスと共同で販売した 「 カルカデ 」。

結構好きで飲んでいたのに、応援の甲斐もなくあっけなく廃番に。
「 カルカデ 」 が、アスワン原産のハイビスカスティーのことだと今まで知りませんでした。



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クロワッサンを含めパン類が、今回の旅の中で一番の高レベル。
食通で有名だったミッテラン大統領の影響でしょうか。


メニューからは、エジプト風のパンと、卵料理を注文。

エジプト風パンは、パイのようなサクサクのパンに、蜂蜜と粉砂糖をたっぷり振りかけていただきます。
卵料理の写真は行方不明・・・・・



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今回のホテル滞在中に気になったことは、恐らくホテルのゲストは私たち一組だけだったのではないかと・・・・
昨夜のパーティーに出席するゲスト以外、夕食時もプールでも、朝食時も、チェックアウトまで他のお客様を見かけることはありませんでした。 新館のナイル棟は明らかにクローズしていましたし。

エジプト観光産業の打撃は予想よりずっと深刻な様子です。


今日は10時にナイルクルーズのガイドさんが、ホテルのロビーまで迎えに来てくれる約束です。
部屋に戻って、大急ぎで観光の準備をしなくちゃ・・・・



つづく


by nonaetamu | 2016-11-22 03:43 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 施設 



「 Sofitel Legend Old Cataract 」


1900年開業、旅行代理店の父 「 トーマス・クック 」 によって建てられた世界的に有名なグランドホテル。

2008年に一旦クローズし、3年かけて大改装、2011年に再オープン。
歴史のあるコロニアルホテルの 「 大改造 劇的ビフォーアフター 」 !

古いコロニアルな雰囲気は残しつつ、フランスらしいモダンで大胆な色遣いのインテリアに大変身。
コロニアルホテルのリモデリング、私の大好きなホテルスタイルです。

「 Sofitel Legend 」 は、ソフィテルの中でも歴史と伝統を有する一流ホテルを揃えたホテルブランド。
世界中にまだ4軒しかなく、今回が初めての滞在。 とても楽しみでした。


ホテルのゲストブックは、王侯貴族や世界中のセレブのサインで彩られているのですが、なかでも有名なのがウィンストン・チャーチルと、このホテルで 「 ナイルに死す 」 を執筆したアガサ・クリスティ。 ホテルには二人の名前を冠したスイートルームもあります。

しかし誰よりもこのホテルを愛した人物は間違いなくフランス元大統領 「 フランソワ・ミッテラン 」 でしょう。

彼にとって毎年のようにバカンスを愛人と共に過ごした想い出の場所、このホテルでの休暇が大統領にとって何よりの楽しみだったそう。 亡くなる数週間前にもオールドカタラクトを訪れたそうです。 それほど素敵な思い出が詰まった大切な場所だったのでしょうね。



正門から広い中庭を歩いて到着するホテルの玄関は、拍子抜けするほどこじんまりとしています。



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ドアを入るとホワイエとの間に衝立があり見事なアラベスク模様の透かし彫りで飾られています。
その衝立の両横の扉を回り込んでホワイエへ進みます。



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カイロのモスクや古い住宅で目にするのと同じエントランスの構造です。
外からの視線を遮る目隠しの他にも、直射日光や砂嵐を防ぐ目的もあるのでしょうか?



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ホテル内のデザインはエジプト調というよりも、モロッコやアンダルシアを彷彿させるムーアスタイル。
デザイナーは 「 メナ・ハウス 」 の内装を手掛けた当時カイロ在住だったイギリス人。

「 メナ・ハウス 」 と 「 オールド・カタラクト 」 にこんな繋がりがあったなんて!



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レセプションはホワイエの右手にあります。



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ホワイエの奥には、「 The Bar 」 とレストラン 「 SARAYA 」 。
バーとレストランの先にはナイルに面した 「 The Terrace 」 があります。



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さすがフランス系ソフィテルだけあって、色使いやシャンデリアのデザインがお洒落でフランスっぽい。

デザイナーはパリのマンダリンオリエンタルの内装を手掛けた女性だそうです。



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客室へ向かう廊下の先に、メインダイニング 「 1902 RESTAURANT 」 があります。
料理は正統派フレンチ。


小さなドアを入ると



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外からは想像できないほど大きな空間が広がっています。



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まるでモスクか大聖堂のように荘厳で圧倒的な雰囲気。



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こんなに天井の高いレストランは、これまでに見たことがありません !



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下手くそな写真でその素晴らしさが伝わらないので、実際のレストランの雰囲気は下のビデオを参照してください。





スパはホテルの新館 「 ナイル棟 」 にあります。
( 因みに旧館は 「 パレス棟 」 と呼ばれています )



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私たちが訪れたときは閑散期なのでかスパはクローズしてました。

ラウンジの色使いもフランスっぽい (笑)



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ハマム



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室内プール



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夕食はメインダイニングでフレンチをいただく計画でしたが、地元の方のパーティーで貸切りだったので、地中海料理の 「 SARAYA 」 でいただくことにしました。



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フレスコ画は、ルクソールの 「 王家の谷 」 でしょうか。



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コロニアルスタイルでとっても濃厚なサービス (笑)



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前菜にアラビックのメッツァを、モロヘイヤのスープ、主菜に古典フレンチのメニューを注文しました。

日本でもおなじみの 「 モロヘイヤ 」、元祖スーパーフード。
モロヘイヤもオクラも、エジプトが原産地の野菜です。

モロヘイヤスープはエジプトの名物料理なので楽しみにしていたのですが
ぬるぬるとろとろ。 薄目の山芋のすり流し?  
独特な青臭さがかなり強くて・・・・ これはちょっと苦手かも。



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シーフードのソースナンチュア
( 海老とクリームのソース )



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牛肉の煮込み
( ブッフブルギニヨン ? )



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注文したメニューが大ヒット !
日本の老舗洋食屋さんの懐かしい味がしました (笑)

デミグラス?がなんともまったりと濃厚で・・・
ここは香味屋か資生堂パーラー ?

お肉もしっとりと肉汁を残して柔らかく煮込まれています。


遥か異国のアスワンで思いもよらず懐かしい日本の味に出会えて
朝からの旅の疲れも吹き飛び大満足 !


今夜はいい夢が見られそうです (笑)



つづく


by nonaetamu | 2016-11-19 16:01 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 客室 



エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 の客室

Palace Cataract Suite ( 64 ㎡ )  旧館リバービューのお部屋では一番低いカテゴリーです。
お値段は驚きの270ドル ( 3万円弱 )、しかも今なら朝食もついてきました (笑)

3年間ホテルをクローズして大改装。 
5年前に再開したばかりなので、実際のお部屋は写真で見るよりも清潔感があります。



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窓のある明るいバスルーム。
お手洗いがバスルームから完全に独立しているのも嬉しい。

ダブルシンクよりもまず 「 トイレ独立運動 」 を推進して欲しい・・・・(笑)

幅が通常の2倍もありそうな巨大なバスタブ
思いのほか快適で長湯が愉しめました。



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アメニティは 「 オランジェベルト 」 と 「 ジャルダンスールニル 」

ずっと疑問に思っているのが、「 アメニティのフレグランス問題 」 他の方はどう対処なさっているのか?
私は日頃パフュームをつけないのでまだいいのですが、ご自身の香りを愛用なさっている方は?

ロキシタンとゲランやジャンパトゥ・・・ 香りが喧嘩してしまうのでは。
同室の男性も同じ香りだなんてぞっとしないし、ロマンティックじゃないですよね。

かつてのペニンシュラのように好きな香りの石鹸を選ばせてくれたり、事前にリクエストできれば問題ないのですが。
個人的には無香料の製品が一番うれしい、高価なものでなくていいので、例えばしゃぼん玉石鹸とかニュートロジーナとか。



すっかり脱線して、肝心な夕日のことを忘れていました。

お部屋へ駈け込んだら、取るものもとりあえず大急ぎでテラスへ。
どうにかすべり込みで間に合いました!
太陽が稜線にまさに隠れようとする絶妙なタイミング。



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夕陽もさることながら、息を飲むようなナイルの絶景に感動。
Nonaetamu 「 ベスト・リバービュー 」 ホテルに認定 !

( 因みに次点以下は、ベトナム チャオドック 「 Victoria Chau Doc Hotel 」、 タイ バンコク 「 Mandarin Oriental Bangkok 」、 大阪 「 ホテル阪急インターナショナル 」、 厦門 「 鷺江賓館 」、 スイスバーゼル 「 Les Trois Rois 」、 ブラジル イグアス 「 Das Cataratas 」 です )

私たちのお隣り、テラスの面積が2倍あるお部屋がお勧め。
( カテゴリーは恐らく同じはず。 部屋番号は失念・・・・ )



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日もすっかり暮れて、ブルーアワーに



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それではホテル散策へと出かけましょう。



つづく


by nonaetamu | 2016-11-15 04:28 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」



夏休み旅行の5日目、本日はいよいよ今回の旅行のメイン、エジプトへと駒を進めます。

そして今日のエジプト侵攻が、この旅最大の関門でもあります。
エルサレムから陸路で国境越え、アンマン空港12時30分発のカイロ行き飛行機に搭乗
ミッション・ハーフインポッシブル (笑)

この便に乗り遅れると、アスワン行の飛行機に接続できなくなり、カイロでの一泊を余儀なくされます。
そうなると明日早朝に予定している 「 アブシンベル神殿 」 観光もキャンセルに。
今回の旅のメインイベントなのに・・・・



当初テルアビブ―カイロ間は、表向きには存在しない謎の航空会社「 シナイ航空 」 の予約を入れていたのですが
出発間際にいきなりのフライトキャンセル !

急遽、ヨルダン航空のアンマン―カイロ便を再手配することに。

ヨルダン航空のサイトでチケット購入をすると、購入ボタンをクリックする直前に
「 アンマン空港は出発3時間前のチェックインが必要です ! 」
という警告が画面に表示され、これに同意しなければチケットを買えないしくみになっています。

3時間前は脅かしとしても、せめて2時間前に到着すれば問題ないっしょ・・・・ 
といつもの楽観的かつ根拠のない展望で、「 YES 」 をクリック

イスラエル国境の 「 アレンビー橋 」 管理局が開くのが朝の8時なので
早起きして出国審査の行列の先頭を死守すれば、きっと間に合うはず ??



06:30  ホテルをタクシーで出発 (200シュケル)

途中までは渋滞もなく順調に走ったのですが、出入国管理局手前の検問所でまさかのたち止め
ここの検問所も8時になるまで通過できないとのこと。

しかたがないので、45分間、ホテルで作ってもらったお弁当をタクシーの中で食べながら待機。
ここで私たちと同じ境遇の、アメリカ人、母、娘、息子の家族と遭遇。

11時30分発の飛行機でシカゴに帰るそう ( 自分よりいい加減な旅の仲間を見つけて一安心 )
私たちと逆のルート、エジプトからイスラエルに入国したそうです。

海外旅行先では、ホテルのプールなどでも、思春期の子供を連れた親子旅行をよく見かけます。
日本だと反抗期の真っ只中で話もしてくれないって聞くのに・・・・ よくできたお子さんたちだとほとほと感心 (笑)

8時になってようやく検問が開いたのですが、団体のバスばかりを優先して、私たちはまだ暫く待ちぼうけ。



08:30  出入国管理局に到着

入口で荷物を預けて出国審査窓口へ
出国審査は私たちとアメリカ人ファミリーのみ、ラッキー!

審査は簡単な質問だけですぐに終了。
出国税 ( 180シュケル ) はカード払いが可能でした。

無事出国を終えて表にでても、ヨルダン国境まで行くバスが見当たりません (呆然)
ヨルダン発のバスがやってくるのを待って、折り返しそのバスに乗っていくとのこと・・・・(愕然)



09:00  バス到着

預けた荷物をピックアップしてバスに搭乗。
しかしバスは人数が揃うまでは出発しないと・・・・

アメリカ人ファミリ―、私たちより深刻なはずなのに、お母さまはなんともお気楽。
呑気な母親を横目に、ハラハラ焦る息子と娘 (笑)

漫画を見ているようで実に面白い親子・・・・ きっとお母さまはすでに諦めていらしたのかも
私たちも、この時点ではもう半分諦めの境地。



09:30 バス出発

満員まで待たずに出発してくれました。
運転手さんにみんなで拍手 !

しかし喜びもつかの間、バスに同乗していたアルゼンチン人カップルのパスポートに不備があり、国境橋近くの検問所でたち止め。
後発のバスにあっけなく追い越される (悔し涙)



10:00 ヨルダン入国管理局到着

キングフセイン橋からイスラエルに出国した旅行者が再入国する場合、ヨルダン入国時の滞在スタンプの有効期限内ならばビザなしで再入国が可能。 その他の日本人旅行者がキングフセイン橋からヨルダンに入国する場合にはビザが必要です。

アメリカ人ファミリーの高校生の息子さん、
「 僕たちはもう駄目だろうから、お先にそうぞ 」、と順番を譲ってくれます。
本当に優しい方たちでした。

入国審査が終わったら、猛ダッシュで大通りにでてタクシーを捕まえます。
10時30分の空港到着はもはや無理ですが、諦めきれずにチャレンジ。



10:15 タクシーでアンマン空港へ (40ディナール)

ドライバーが話好きで、お喋りに夢中になりついつい運転がおろそかになるお調子者。
口数よりもアクセルを踏んでもらうよう、後部座席からせかします (笑)



11:00 アンマン、クイーンアリア空港到着

超特急でカウンターにかけつけてみると、何の問題もなくチェックイン OK
ここまでのどきどきとはらはらは何だったのか?・・・ 疲れが一気に (笑)

やればまだまだできる、よく頑張った !



空港は拡張工事の最中で、体育館のようなプレハブの仮設待合室で搭乗を待ちます。
アメリカ人ファミリーの事が気になったのですが、私たちが出発するまでには姿を現しませんでした。


気持ちも落ち着いて周りをふと見まわすと、待合室内に奇妙な人たちがうろうろしています。

裸の腰に白いバスタオルを巻いただけ
上半身も白いバスタオルを羽織っているだけ !

お風呂上がりのパパの超リラックススタイル・・・
サウナ・ニュージャパン!? それとも船橋ヘルスセンター

( さすがに女性の 「 胸バスタオル & バスタオル髪包み姿 」とのペアルックはいませんでしたが。 )

それも一人や二人じゃなくて結構な数の団体。
仮設の待合室は冷房の効きがわるく暑いので、脱ぎたい気持ちはわかるのですが・・・

帰国後調べてみると、イフラームというメッカへの大巡礼( ハッジ ) の際に着る装束だそう。
神の前では貧富の差がなく、巡礼者はみな平等という意味があるとのことでした。

それにしても、あまりにもインパクトが強すぎて
エルサレム観光の余韻が、バスタオル巡礼チームにすべて持っていかれてしまいました (笑)



イスラエル旅行の感想はと聞かれると、個人的にはかなり微妙・・・・ 正直に言うと再訪はないかも

街並みや物価は先進国なんですが、旅行者が接するタクシーのドライバーや商店の人たちのメンタリティーは発展途上国レベル。
隙さえあればぼったくろうとしますし、しかも愛想がないぶんエジプトより感じが悪い。

同じ国のなか、それも狭い場所に、主義利害の違う人たちが暮らしている。
やはりぎくしゃくとした居心地の悪さを感じます、常に緊張を強いられるというかどことなく安心感がないというか。

貧富の差も目に見えて大きくて
アラブ人の街に行くと、通りに物乞いの人もたくさんいます。

町自体が観光客ウェルカムって雰囲気でもないですし。
一度観光を体験したら、それでもういいかなって・・・



アンマンを離陸したヨルダン航空機は、イスラエルの領土を避けるようにして
死海を南へと進みます。



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紅海の北、アカバ湾を横切り、シナイ半島の上をエジプトへと向かいます。

砂漠の中に見えている山塊は
モーセの十戒で有名なシナイ山?



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ズームイン !

" ゲラッゲラッゲラッゲラッ、バーニンラ~ブ "
( それは DESIRE -情熱- )



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スエズ湾の向こうにスエズ運河を見て
( 座席スクリーンの地図がグーグルマップだったらいいのに ! )



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ナイル川の上を旋回すると



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カイロに到着しました。

15年ぶり3度目のカイロ。
上空から見る限りでは、何の変わった様子もなく、昔のままの佇まい。

今回カイロは空港でのトランジットのみ、6日後にまた戻ってくる予定です。
飛行機が着いた第一ターミナルから、高架鉄道に乗って第二ターミナルへ移動。

到着ビザは、入国審査窓口の手前にある銀行の両替所で事前に購入、カード払いも可能。
事前にビザを購入せず列に並ぶと、窓口でビザを購入して再び並び直すように言われるので要注意。



カイロ空港の国内線待合室・搭乗口にはATMがありません。
キャッシングをする際は、チェックインの前にターミナル内で。

チェックイン後に搭乗口からターミナルに戻ることは、基本的にできないようです。

エルサレム到着時にタクシー代がなく難儀したことがトラウマになっていたので、アスワンに着く前にどうしてもエジプトポンドを用意しておきたくて。 ターミナルへ戻るのを拒絶する係員の同情をひこうと女優になりきって田舎芝居。
鬼気迫る演技の結果、エジプト航空マネージャーと警官に付き添われ三人でATMまでいくことに・・・・ (汗)
「 ネゴ 」 というより 「 ゴネ 」 が得意 (笑)


空港内の売店でさえおつりを騙そうとするのもエジプトならではのあるある (笑)

お水を買って紙幣をだしたら

「 おつりがありません。 用意するのに30分かかります。 」
「 トランジットの時間は3時間あるので問題ないですよ。 待ちます。 」
( ・・・・引き出しからごそごそとおもむろにお釣りを取り出す ) 

関西のおばちゃん、なめたらあかんで (笑)



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久しぶりに乗るエジプト航空、懐かしい !
MS、PK、AI 、かつては貧乏学生ご用達3大キャリア。

カイロからアスワンまでは1時間25分のフライト。

エドフの上空を過ぎたらアスワンはもうすぐです。



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アスワンダム



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アスワンハイダム & 手前に空港



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巨大なダム湖 「 ナセル湖 」 の上を旋回して空港にアプローチ。



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飛行機のタラップを降りると、息苦しいほどの熱風に包まれます。
まるで全身を巨大なドライヤーでブローされているような。

かつて経験したことのない猛烈な暑さ、体感温度は50度越え!
1時間もこのまま立っていたら、瞬間ミイラになってしまいそう (笑)

大急ぎでタクシーを捕まえ、ホテルに向かいます。
タクシー代は40ポンド ( 約250円 ) 安いっ !

エアコンなしのおんぼろ車ですが
窓を開けて走ると、なかなか快適で愉快なドライブ。

アスワンダムの上を走って
お土産物屋が続く市内を抜けると、ナイル川沿いのホテルに到着しました。



Sofitel Legend Old Cataract



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1899年、旅行代理店で有名なトーマスクックが開業したホテル。

アガサクリスティが 「 ナイルに死す 」 を執筆した場所としても有名。
映画 「 ナイル殺人事件 」 の撮影舞台にもなっています。



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ホワイエ左手のレセプションではなく



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右手のライブラリーでチェックイン



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先ほど空港に着いたのはすでに6時近く
ホテルに到着した時には、夕日はずいぶん傾いていました。

部屋から夕陽を見るために、丁寧な説明や手続きは後回しにしてもらい、大至急部屋へ案内してもらいます!
今日は朝から走り回ってばかり、ばたばたと落ち着かない一日です (笑)



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こちらの気持ちがうまく伝わっていないのか
案内役のベルは、部屋へ向かう道中、丁寧にのんびりと館内を説明してくれます。



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「 本日、お客様にご用意したお部屋からは、素晴らしい夕日が・・・・ 」 と口にしたところで間髪入れず

「 だから、早くしないとその素晴らしい夕日が沈んじゃう・・・ 」 と涙のリクエスト



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ようやく事の重大さに気付いてくれたようで、
みな揃って駆け足で部屋に急ぎます・・・・

” 最後のコインに祈りをこめて Midnight D.J. ~ ”



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つづく


by nonaetamu | 2016-11-13 06:48 | イスラエル | Comments(2)