エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 ヌビア博物館 」 



今日から4日間のナイルクルーズの初日。
朝10時にクルーズのガイドさんとホテルのロビーで待ち合わせです。

午前中に 「 ヌビア博物館 」 を観光。
昼過ぎにボートにチェックインして、船上でランチをいただくスケジュール。

博物館へ向かうバスの中で、ガイドさんから衝撃的な発表が
「 今回他の参加者はいません。クルーズの参加者は私たち2名だけです。 」

なんと22キャビン、定員44名の船が私たちだけの貸し切りクルーズに。
「 ゴールデンラッキー !  誰にも気兼ねをせずに好き放題できるー ! 」



結論からいうと、観光が毎日のスケジュールに組み込まれた 「 ナイルクルーズ 」 は、能動的に観光することがほぼない私たちにとって、豚に真珠 まさに最適な旅行スタイルでした。 あまりの快適さと4日間の観光をなしとげた達成感で調子に乗って、次回は生まれて初めての 「 団体旅行 」 にチャレンジしようかと思ったほど。 上げ膳据え膳のお任せツアーは、ものぐさな私たちにとって完璧なお膳立てでした。

もちろんガイドさんも私たち2人の専属
「 二人のため、ボートがあるの~  二人のため、ガイドがいるの~ 」( © 直美 )

今思うとなんとも贅沢なシチュエーションですが、常にガイドさんと真剣勝負という気疲れも正直な感想。
熱のこもったガイドさんの説明を一語一句を漏らさず聞いている振りをしなければならないし、たまには気の利いた相槌や質問もしなけらばなりません。

文字通り超英才スパルタ観光 !
こんなに真剣に人の話に耳を傾けたのは、大学の授業以来かも (汗)



「 ヌビア博物館 」 

エジプト遺跡観光のイントロダクションとして、エジプト史の概要を理解するには最適な博物館でした。

ヌビアとは、アスワンからスーダンにかけて栄えた地域の名前。 ヌビアの末裔であるアスワンの人たちは、白人やアラブ人に容姿が近いカイロの人たちとは異なり、アフリカ系黒人の特徴を備えた容姿をしています。 体格は大きく、黒い肌に、ちぢれた黒髪。

ガイドさんは、最初に私たちのエジプト史に関する習熟度、興味の対象を確認し、それに合わせて解かり易く丁寧に、エジプトの歴史、遺跡観光のポイント・方法を案内してくれます。

エジプトでは、大学でエジプト学や考古学を専攻し 「 エジプトロジスト ( エジプト学学者 ) 」 の称号を取らないと正式なガイドにはなれません。 なので博学なガイドさんはどんな質問にも、即座にとても明瞭に答えてくれます。 賢すぎてちょっと憎らしいほど (笑)



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博物館にはやまほどの展示物があるのですが、その中から気になったものを何点か

紀元前6千年以前の先史時代から、古代エジプト王朝、ギリシア・ローマの影響を受けた紀元前後のエジプト、キリスト教、イスラム教の影響を受けた西暦1000年くらいまで、ヌビア地方の遺跡から発掘された幅広い展示物が陳列されています。 エジプトでは、紀元前1000年なんて最近の出来事だそうで、歴史のあまりの大きさに時間の感覚が麻痺してタイムスリップしてしまいそう (笑)

「 ナイルの娘を得るもの・・・・ エジプトを得ん 」 ( © キャロル )



「 器 」

楽焼風のものがあったり、萩焼風のものがあったり。 
茶道のお茶碗・お道具に使いたい元祖 「 侘びさび 」 の極み (笑)



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ギヤマンも素晴らしい !



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イスラム模様のベルサーチ壺



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「 彫刻 」

砂に埋まっていたのが幸いしたのか、保存状態がよく不思議なほど艶やかで、数千年の時の流れを感じさせない美しさです。



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「 ジュエリー・アクセサリー 」

最大の興味をそそられた展示物は、もちろんこちら。

ジラフの櫛。 
8千年以上前にこんなに可愛い櫛が使われていたなんて!



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象印のキーチェーン。 
お洒落・・・・



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クラウン



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リング



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紫のファーの馬具



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全部欲しい! 買いたい ! だっておばさんだもん (笑)

「 キラキラしてるのだ~いスキ !! カワイイのだ~いスキ!! 美味しいものだ~いすき!! 」
「 買って ! 買って ! 買って ! 買って ! ちょーだい ! ちょーだい ! ちょーだい ! ちょーだい ! 」 ( © おねだり大作戦 )




観光を終えたら、いよいよ乗船です。

二人だけのプライベートボート ( しつこい 笑 )



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つづく


by nonaetamu | 2016-11-30 23:41 | エジプト | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 朝食



「 Sofitel Legend Old Cataract 」  感動に値する素晴らしいホテルでした。
今回の旅行を通して一番のお気に入りになったホテル。

何といってもお部屋からのナイルの眺めが素敵すぎる!
まるで絵画から抜け出したような完璧な構図、ため息がでます。

これこそ嘘偽りのない正真正銘の絶景ホテル (笑)
リバーサイドホテルフェチの方なら必宿の一軒。

実をいうと、早朝に出発する 「 アブシンベル神殿 」 観光のために時間調整で泊まっただけのホテル。
なんの下調べも大きな期待もない滞在だったのですが、予想を覆すまさかのダークホース。

なぜもっと早く訪れなかったのかと後悔したほどです(笑)

こんど再訪する時は3泊して、テラスやプールサイドでのんびりと過ごしたい。
もちろん次回こそはアブシンベル神殿観光にも・・・・(汗)



目が覚めたら真っ先に飛び出した朝のテラス
夕暮れとは異なる素晴らしいナイルの光景



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テラスから身を乗り出して
ナイルのパノラマを愉しみます。



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下に見える川に張り出した四阿が気持ちよさそう。
あそこで朝食をいただきましょうか。



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四阿にきてみると、日差しがあたって食事をするには厳しそう。
このまま少しお庭の散歩を愉しみましょう。



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私たちのお部屋は、2階の左手にあるテラスから窓が3つ。
お部屋の窓が二つ、もう一つはバスルームの窓です。

テラスのスタイルや大きさは部屋によってまちまち
やっぱり私たちのお隣のお部屋のテラスが広くてお勧めですね。



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ナイル沿いのプロムナードには
川を眺めながらのんびりできるお休み処がたくさんあります。



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プールもナイルのリバーサイド、
本館から少し下ったお庭の中にあります。



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プールから見た本館 「 パレス棟 」 です。



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朝は涼しく日中の酷暑がうそのよう。
爽やかなベランダで朝食をいただきます。



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テーブルに着くとまず、スムージー、3段のティフィン、パンのバスケットがサービスされます。
ティフィンのそれぞれのお皿には、フルーツ、シャルキュトリー、チーズが。

ジュースは、フレッシュのストロベリーと、懐かしの 「 カルカデ 」 を注文。
うん十年前、アサヒビールがアラン・サンドランスと共同で販売した 「 カルカデ 」。

結構好きで飲んでいたのに、応援の甲斐もなくあっけなく廃番に。
「 カルカデ 」 が、アスワン原産のハイビスカスティーのことだと今まで知りませんでした。



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クロワッサンを含めパン類が、今回の旅の中で一番の高レベル。
食通で有名だったミッテラン大統領の影響でしょうか。


メニューからは、エジプト風のパンと、卵料理を注文。

エジプト風パンは、パイのようなサクサクのパンに、蜂蜜と粉砂糖をたっぷり振りかけていただきます。
卵料理の写真は行方不明・・・・・



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今回のホテル滞在中に気になったことは、恐らくホテルのゲストは私たち一組だけだったのではないかと・・・・
昨夜のパーティーに出席するゲスト以外、夕食時もプールでも、朝食時も、チェックアウトまで他のお客様を見かけることはありませんでした。 新館のナイル棟は明らかにクローズしていましたし。

エジプト観光産業の打撃は予想よりずっと深刻な様子です。


今日は10時にナイルクルーズのガイドさんが、ホテルのロビーまで迎えに来てくれる約束です。
部屋に戻って、大急ぎで観光の準備をしなくちゃ・・・・



つづく


by nonaetamu | 2016-11-22 03:43 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 施設 



「 Sofitel Legend Old Cataract 」


1900年開業、旅行代理店の父 「 トーマス・クック 」 によって建てられた世界的に有名なグランドホテル。

2008年に一旦クローズし、3年かけて大改装、2011年に再オープン。
歴史のあるコロニアルホテルの 「 大改造 劇的ビフォーアフター 」 !

古いコロニアルな雰囲気は残しつつ、フランスらしいモダンで大胆な色遣いのインテリアに大変身。
コロニアルホテルのリモデリング、私の大好きなホテルスタイルです。

「 Sofitel Legend 」 は、ソフィテルの中でも歴史と伝統を有する一流ホテルを揃えたホテルブランド。
世界中にまだ4軒しかなく、今回が初めての滞在。 とても楽しみでした。


ホテルのゲストブックは、王侯貴族や世界中のセレブのサインで彩られているのですが、なかでも有名なのがウィンストン・チャーチルと、このホテルで 「 ナイルに死す 」 を執筆したアガサ・クリスティ。 ホテルには二人の名前を冠したスイートルームもあります。

しかし誰よりもこのホテルを愛した人物は間違いなくフランス元大統領 「 フランソワ・ミッテラン 」 でしょう。

彼にとって毎年のようにバカンスを愛人と共に過ごした想い出の場所、このホテルでの休暇が大統領にとって何よりの楽しみだったそう。 亡くなる数週間前にもオールドカタラクトを訪れたそうです。 それほど素敵な思い出が詰まった大切な場所だったのでしょうね。



正門から広い中庭を歩いて到着するホテルの玄関は、拍子抜けするほどこじんまりとしています。



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ドアを入るとホワイエとの間に衝立があり見事なアラベスク模様の透かし彫りで飾られています。
その衝立の両横の扉を回り込んでホワイエへ進みます。



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カイロのモスクや古い住宅で目にするのと同じエントランスの構造です。
外からの視線を遮る目隠しの他にも、直射日光や砂嵐を防ぐ目的もあるのでしょうか?



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ホテル内のデザインはエジプト調というよりも、モロッコやアンダルシアを彷彿させるムーアスタイル。
デザイナーは 「 メナ・ハウス 」 の内装を手掛けた当時カイロ在住だったイギリス人。

「 メナ・ハウス 」 と 「 オールド・カタラクト 」 にこんな繋がりがあったなんて!



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レセプションはホワイエの右手にあります。



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ホワイエの奥には、「 The Bar 」 とレストラン 「 SARAYA 」 。
バーとレストランの先にはナイルに面した 「 The Terrace 」 があります。



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さすがフランス系ソフィテルだけあって、色使いやシャンデリアのデザインがお洒落でフランスっぽい。

デザイナーはパリのマンダリンオリエンタルの内装を手掛けた女性だそうです。



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客室へ向かう廊下の先に、メインダイニング 「 1902 RESTAURANT 」 があります。
料理は正統派フレンチ。


小さなドアを入ると



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外からは想像できないほど大きな空間が広がっています。



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まるでモスクか大聖堂のように荘厳で圧倒的な雰囲気。



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こんなに天井の高いレストランは、これまでに見たことがありません !



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下手くそな写真でその素晴らしさが伝わらないので、実際のレストランの雰囲気は下のビデオを参照してください。





スパはホテルの新館 「 ナイル棟 」 にあります。
( 因みに旧館は 「 パレス棟 」 と呼ばれています )



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私たちが訪れたときは閑散期なのでかスパはクローズしてました。

ラウンジの色使いもフランスっぽい (笑)



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ハマム



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室内プール



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夕食はメインダイニングでフレンチをいただく計画でしたが、地元の方のパーティーで貸切りだったので、地中海料理の 「 SARAYA 」 でいただくことにしました。



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フレスコ画は、ルクソールの 「 王家の谷 」 でしょうか。



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コロニアルスタイルでとっても濃厚なサービス (笑)



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前菜にアラビックのメッツァを、モロヘイヤのスープ、主菜に古典フレンチのメニューを注文しました。

日本でもおなじみの 「 モロヘイヤ 」、元祖スーパーフード。
モロヘイヤもオクラも、エジプトが原産地の野菜です。

モロヘイヤスープはエジプトの名物料理なので楽しみにしていたのですが
ぬるぬるとろとろ。 薄目の山芋のすり流し?  
独特な青臭さがかなり強くて・・・・ これはちょっと苦手かも。



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シーフードのソースナンチュア
( 海老とクリームのソース )



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牛肉の煮込み
( ブッフブルギニヨン ? )



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注文したメニューが大ヒット !
日本の老舗洋食屋さんの懐かしい味がしました (笑)

デミグラス?がなんともまったりと濃厚で・・・
ここは香味屋か資生堂パーラー ?

お肉もしっとりと肉汁を残して柔らかく煮込まれています。


遥か異国のアスワンで思いもよらず懐かしい日本の味に出会えて
朝からの旅の疲れも吹き飛び大満足 !


今夜はいい夢が見られそうです (笑)



つづく


by nonaetamu | 2016-11-19 16:01 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 客室 



エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」 の客室

Palace Cataract Suite ( 64 ㎡ )  旧館リバービューのお部屋では一番低いカテゴリーです。
お値段は驚きの270ドル ( 3万円弱 )、しかも今なら朝食もついてきました (笑)

3年間ホテルをクローズして大改装。 
5年前に再開したばかりなので、実際のお部屋は写真で見るよりも清潔感があります。



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窓のある明るいバスルーム。
お手洗いがバスルームから完全に独立しているのも嬉しい。

ダブルシンクよりもまず 「 トイレ独立運動 」 を推進して欲しい・・・・(笑)

幅が通常の2倍もありそうな巨大なバスタブ
思いのほか快適で長湯が愉しめました。



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アメニティは 「 オランジェベルト 」 と 「 ジャルダンスールニル 」

ずっと疑問に思っているのが、「 アメニティのフレグランス問題 」 他の方はどう対処なさっているのか?
私は日頃パフュームをつけないのでまだいいのですが、ご自身の香りを愛用なさっている方は?

ロキシタンとゲランやジャンパトゥ・・・ 香りが喧嘩してしまうのでは。
同室の男性も同じ香りだなんてぞっとしないし、ロマンティックじゃないですよね。

かつてのペニンシュラのように好きな香りの石鹸を選ばせてくれたり、事前にリクエストできれば問題ないのですが。
個人的には無香料の製品が一番うれしい、高価なものでなくていいので、例えばしゃぼん玉石鹸とかニュートロジーナとか。



すっかり脱線して、肝心な夕日のことを忘れていました。

お部屋へ駈け込んだら、取るものもとりあえず大急ぎでテラスへ。
どうにかすべり込みで間に合いました!
太陽が稜線にまさに隠れようとする絶妙なタイミング。



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夕陽もさることながら、息を飲むようなナイルの絶景に感動。
Nonaetamu 「 ベスト・リバービュー 」 ホテルに認定 !

( 因みに次点以下は、ベトナム チャオドック 「 Victoria Chau Doc Hotel 」、 タイ バンコク 「 Mandarin Oriental Bangkok 」、 大阪 「 ホテル阪急インターナショナル 」、 厦門 「 鷺江賓館 」、 スイスバーゼル 「 Les Trois Rois 」、 ブラジル イグアス 「 Das Cataratas 」 です )

私たちのお隣り、テラスの面積が2倍あるお部屋がお勧め。
( カテゴリーは恐らく同じはず。 部屋番号は失念・・・・ )



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日もすっかり暮れて、ブルーアワーに



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それではホテル散策へと出かけましょう。



つづく


by nonaetamu | 2016-11-15 04:28 | エジプト | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 エジプト アスワン 「 Sofitel Legend Old Cataract 」



夏休み旅行の5日目、本日はいよいよ今回の旅行のメイン、エジプトへと駒を進めます。

そして今日のエジプト侵攻が、この旅最大の関門でもあります。
エルサレムから陸路で国境越え、アンマン空港12時30分発のカイロ行き飛行機に搭乗
ミッション・ハーフインポッシブル (笑)

この便に乗り遅れると、アスワン行の飛行機に接続できなくなり、カイロでの一泊を余儀なくされます。
そうなると明日早朝に予定している 「 アブシンベル神殿 」 観光もキャンセルに。
今回の旅のメインイベントなのに・・・・



当初テルアビブ―カイロ間は、表向きには存在しない謎の航空会社「 シナイ航空 」 の予約を入れていたのですが
出発間際にいきなりのフライトキャンセル !

急遽、ヨルダン航空のアンマン―カイロ便を再手配することに。

ヨルダン航空のサイトでチケット購入をすると、購入ボタンをクリックする直前に
「 アンマン空港は出発3時間前のチェックインが必要です ! 」
という警告が画面に表示され、これに同意しなければチケットを買えないしくみになっています。

3時間前は脅かしとしても、せめて2時間前に到着すれば問題ないっしょ・・・・ 
といつもの楽観的かつ根拠のない展望で、「 YES 」 をクリック

イスラエル国境の 「 アレンビー橋 」 管理局が開くのが朝の8時なので
早起きして出国審査の行列の先頭を死守すれば、きっと間に合うはず ??



06:30  ホテルをタクシーで出発 (200シュケル)

途中までは渋滞もなく順調に走ったのですが、出入国管理局手前の検問所でまさかのたち止め
ここの検問所も8時になるまで通過できないとのこと。

しかたがないので、45分間、ホテルで作ってもらったお弁当をタクシーの中で食べながら待機。
ここで私たちと同じ境遇の、アメリカ人、母、娘、息子の家族と遭遇。

11時30分発の飛行機でシカゴに帰るそう ( 自分よりいい加減な旅の仲間を見つけて一安心 )
私たちと逆のルート、エジプトからイスラエルに入国したそうです。

海外旅行先では、ホテルのプールなどでも、思春期の子供を連れた親子旅行をよく見かけます。
日本だと反抗期の真っ只中で話もしてくれないって聞くのに・・・・ よくできたお子さんたちだとほとほと感心 (笑)

8時になってようやく検問が開いたのですが、団体のバスばかりを優先して、私たちはまだ暫く待ちぼうけ。



08:30  出入国管理局に到着

入口で荷物を預けて出国審査窓口へ
出国審査は私たちとアメリカ人ファミリーのみ、ラッキー!

審査は簡単な質問だけですぐに終了。
出国税 ( 180シュケル ) はカード払いが可能でした。

無事出国を終えて表にでても、ヨルダン国境まで行くバスが見当たりません (呆然)
ヨルダン発のバスがやってくるのを待って、折り返しそのバスに乗っていくとのこと・・・・(愕然)



09:00  バス到着

預けた荷物をピックアップしてバスに搭乗。
しかしバスは人数が揃うまでは出発しないと・・・・

アメリカ人ファミリ―、私たちより深刻なはずなのに、お母さまはなんともお気楽。
呑気な母親を横目に、ハラハラ焦る息子と娘 (笑)

漫画を見ているようで実に面白い親子・・・・ きっとお母さまはすでに諦めていらしたのかも
私たちも、この時点ではもう半分諦めの境地。



09:30 バス出発

満員まで待たずに出発してくれました。
運転手さんにみんなで拍手 !

しかし喜びもつかの間、バスに同乗していたアルゼンチン人カップルのパスポートに不備があり、国境橋近くの検問所でたち止め。
後発のバスにあっけなく追い越される (悔し涙)



10:00 ヨルダン入国管理局到着

キングフセイン橋からイスラエルに出国した旅行者が再入国する場合、ヨルダン入国時の滞在スタンプの有効期限内ならばビザなしで再入国が可能。 その他の日本人旅行者がキングフセイン橋からヨルダンに入国する場合にはビザが必要です。

アメリカ人ファミリーの高校生の息子さん、
「 僕たちはもう駄目だろうから、お先にそうぞ 」、と順番を譲ってくれます。
本当に優しい方たちでした。

入国審査が終わったら、猛ダッシュで大通りにでてタクシーを捕まえます。
10時30分の空港到着はもはや無理ですが、諦めきれずにチャレンジ。



10:15 タクシーでアンマン空港へ (40ディナール)

ドライバーが話好きで、お喋りに夢中になりついつい運転がおろそかになるお調子者。
口数よりもアクセルを踏んでもらうよう、後部座席からせかします (笑)



11:00 アンマン、クイーンアリア空港到着

超特急でカウンターにかけつけてみると、何の問題もなくチェックイン OK
ここまでのどきどきとはらはらは何だったのか?・・・ 疲れが一気に (笑)

やればまだまだできる、よく頑張った !



空港は拡張工事の最中で、体育館のようなプレハブの仮設待合室で搭乗を待ちます。
アメリカ人ファミリーの事が気になったのですが、私たちが出発するまでには姿を現しませんでした。


気持ちも落ち着いて周りをふと見まわすと、待合室内に奇妙な人たちがうろうろしています。

裸の腰に白いバスタオルを巻いただけ
上半身も白いバスタオルを羽織っているだけ !

お風呂上がりのパパの超リラックススタイル・・・
サウナ・ニュージャパン!? それとも船橋ヘルスセンター

( さすがに女性の 「 胸バスタオル & バスタオル髪包み姿 」とのペアルックはいませんでしたが。 )

それも一人や二人じゃなくて結構な数の団体。
仮設の待合室は冷房の効きがわるく暑いので、脱ぎたい気持ちはわかるのですが・・・

帰国後調べてみると、イフラームというメッカへの大巡礼( ハッジ ) の際に着る装束だそう。
神の前では貧富の差がなく、巡礼者はみな平等という意味があるとのことでした。

それにしても、あまりにもインパクトが強すぎて
エルサレム観光の余韻が、バスタオル巡礼チームにすべて持っていかれてしまいました (笑)



イスラエル旅行の感想はと聞かれると、個人的にはかなり微妙・・・・ 正直に言うと再訪はないかも

街並みや物価は先進国なんですが、旅行者が接するタクシーのドライバーや商店の人たちのメンタリティーは発展途上国レベル。
隙さえあればぼったくろうとしますし、しかも愛想がないぶんエジプトより感じが悪い。

同じ国のなか、それも狭い場所に、主義利害の違う人たちが暮らしている。
やはりぎくしゃくとした居心地の悪さを感じます、常に緊張を強いられるというかどことなく安心感がないというか。

貧富の差も目に見えて大きくて
アラブ人の街に行くと、通りに物乞いの人もたくさんいます。

町自体が観光客ウェルカムって雰囲気でもないですし。
一度観光を体験したら、それでもういいかなって・・・



アンマンを離陸したヨルダン航空機は、イスラエルの領土を避けるようにして
死海を南へと進みます。



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紅海の北、アカバ湾を横切り、シナイ半島の上をエジプトへと向かいます。

砂漠の中に見えている山塊は
モーセの十戒で有名なシナイ山?



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ズームイン !

" ゲラッゲラッゲラッゲラッ、バーニンラ~ブ "
( それは DESIRE -情熱- )



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スエズ湾の向こうにスエズ運河を見て
( 座席スクリーンの地図がグーグルマップだったらいいのに ! )



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ナイル川の上を旋回すると



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カイロに到着しました。

15年ぶり3度目のカイロ。
上空から見る限りでは、何の変わった様子もなく、昔のままの佇まい。

今回カイロは空港でのトランジットのみ、6日後にまた戻ってくる予定です。
飛行機が着いた第一ターミナルから、高架鉄道に乗って第二ターミナルへ移動。

到着ビザは、入国審査窓口の手前にある銀行の両替所で事前に購入、カード払いも可能。
事前にビザを購入せず列に並ぶと、窓口でビザを購入して再び並び直すように言われるので要注意。



カイロ空港の国内線待合室・搭乗口にはATMがありません。
キャッシングをする際は、チェックインの前にターミナル内で。

チェックイン後に搭乗口からターミナルに戻ることは、基本的にできないようです。

エルサレム到着時にタクシー代がなく難儀したことがトラウマになっていたので、アスワンに着く前にどうしてもエジプトポンドを用意しておきたくて。 ターミナルへ戻るのを拒絶する係員の同情をひこうと女優になりきって田舎芝居。
鬼気迫る演技の結果、エジプト航空マネージャーと警官に付き添われ三人でATMまでいくことに・・・・ (汗)
「 ネゴ 」 というより 「 ゴネ 」 が得意 (笑)


空港内の売店でさえおつりを騙そうとするのもエジプトならではのあるある (笑)

お水を買って紙幣をだしたら

「 おつりがありません。 用意するのに30分かかります。 」
「 トランジットの時間は3時間あるので問題ないですよ。 待ちます。 」
( ・・・・引き出しからごそごそとおもむろにお釣りを取り出す ) 

関西のおばちゃん、なめたらあかんで (笑)



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久しぶりに乗るエジプト航空、懐かしい !
MS、PK、AI 、かつては貧乏学生ご用達3大キャリア。

カイロからアスワンまでは1時間25分のフライト。

エドフの上空を過ぎたらアスワンはもうすぐです。



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アスワンダム



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アスワンハイダム & 手前に空港



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巨大なダム湖 「 ナセル湖 」 の上を旋回して空港にアプローチ。



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飛行機のタラップを降りると、息苦しいほどの熱風に包まれます。
まるで全身を巨大なドライヤーでブローされているような。

かつて経験したことのない猛烈な暑さ、体感温度は50度越え!
1時間もこのまま立っていたら、瞬間ミイラになってしまいそう (笑)

大急ぎでタクシーを捕まえ、ホテルに向かいます。
タクシー代は40ポンド ( 約250円 ) 安いっ !

エアコンなしのおんぼろ車ですが
窓を開けて走ると、なかなか快適で愉快なドライブ。

アスワンダムの上を走って
お土産物屋が続く市内を抜けると、ナイル川沿いのホテルに到着しました。



Sofitel Legend Old Cataract



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1899年、旅行代理店で有名なトーマスクックが開業したホテル。

アガサクリスティが 「 ナイルに死す 」 を執筆した場所としても有名。
映画 「 ナイル殺人事件 」 の撮影舞台にもなっています。



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ホワイエ左手のレセプションではなく



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右手のライブラリーでチェックイン



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先ほど空港に着いたのはすでに6時近く
ホテルに到着した時には、夕日はずいぶん傾いていました。

部屋から夕陽を見るために、丁寧な説明や手続きは後回しにしてもらい、大至急部屋へ案内してもらいます!
今日は朝から走り回ってばかり、ばたばたと落ち着かない一日です (笑)



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こちらの気持ちがうまく伝わっていないのか
案内役のベルは、部屋へ向かう道中、丁寧にのんびりと館内を説明してくれます。



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「 本日、お客様にご用意したお部屋からは、素晴らしい夕日が・・・・ 」 と口にしたところで間髪入れず

「 だから、早くしないとその素晴らしい夕日が沈んじゃう・・・ 」 と涙のリクエスト



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ようやく事の重大さに気付いてくれたようで、
みな揃って駆け足で部屋に急ぎます・・・・

” 最後のコインに祈りをこめて Midnight D.J. ~ ”



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つづく


by nonaetamu | 2016-11-13 06:48 | イスラエル | Comments(2)

エジプト旅行記 2016年 イスラエル エルサレム 「 MachneYuda Restaurant 」



エルサレム滞在の2日目。 

3時間半の超高速市内観光を済ませ、日没までホテルのプールサイドでのんびり至福のひと時。
観光の疲れもすっきり解消 !

今夜のディナーは、エルサレムで一番の人気店 「 MachneYuda 」 でいただきます。

大人気とあって予約も取りづらいようで、ホテルのコンシェルジェデスクで当日の予約を断られているゲストが何組も。 予約時間の変更をお願いしたら 「 予約が取れた君たちはラッキーだ ! 」 と言われたほど。 一週間前にメイルで予約の依頼をしたことはもう忘れている様子・・・・

「 MachneYuda 」 は名前が示す通り、エルサレムの台所 「 マハネ・イェフーダ市場 」 の近くにあります。
マハネ・イェフーダ市場は250軒以上の食料品店が軒を連ねるエルサレム最大のマーケット。 「 嘆きの壁 」、「 岩のドーム 」 に次ぐエルサレムの3大観光地と書いている人も ( 聖墳墓教会は ? )

エルサレムの路面電車 「 ライトレール 」 に乗ってレストランへ。

ホテルから市役所前の停留場までは歩いて5分ほど。 
市役所前から3駅でマハネ・イェフーダ市場駅に到着です。

エルサレムの路面電車は清潔で乗り心地も最高、古い街並みをすり抜けて走る爽快感、乗り物好きならば是非一度。


停留場で電車を降りたら目の前が市場でした。



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エルサレム市内はいつでも特別警戒実施中 ( 歳末ならどんだけ? )
女性にも兵役義務があるそうです。



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日曜だからか時間が遅いからか、閉じているお店が多い。
シャッター通り商店街・・・・



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市場にやってきた目的は 「 ベーグル! 」
本場のベーグルを食べることが、聖地巡礼と同じくらいエルサレム旅行の大きなモチベーション。

といってもベーグルが大好物 ! な訳ではなく
反対にベーグルが嫌いで、なぜべーグルがもてはやされているのかとても謎。

本場でベーグルを食べてみて、その人気の謎解きをしようというのが理由です。
( ちなみに、一般的に人気の高い焼き餃子、牛丼、冷やし中華も苦手。 真正の変人です )

でもエルサレムに来てみると、市内でベーグルを目にすることが案外なくて・・・・



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ベーグル発見 ! すかさずゲット !
私の大興奮に訳がわからず驚く店員さん (汗)

いざ食べてみると、日本のベーグルとは違う、すかすかふわふわな普通のパンでした。
帰国後調べてみると、ベーグルの発祥はポーランド辺り東欧のユダヤ人コミュニティー、それがNYの地で独自に進化したもよう。

これでコンシェルジェとの噛み合わない会話の理由も納得です。

「 ベーグルはイスラエルの伝統的な食べ物ですか ? 」
「 はいそうです。 」
「 街中であまり見かけないのですが、通常によく食べるものなのですか ? それとも特別な行事の際に ? 」
「 ・・・・・ためらいながら謎の沈黙 」
「 本場のベーグルを食べてみたいのですが、どこかお勧めはありますか ? 」
「 この先にあるアメリカ系のカフェチェーンがいいかと・・・・ 」
「・・・・ ( なぜにイスラエルまできてチェーン店? それもアメリカの ) 」

日本で本場のカリフォルニアロールを探していたようなものでした。
身勝手な思い込みに付き合わせてしまった方々、失礼しました (汗)


レストランへの道すがら、人で溢れているお店を発見。



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クラフトビールが飲めるパブでした。
クラフトビール、世界的な流行のようです。


「 MachneYuda 」 は思っていたよりもカジュアルなお店。
レストランの周辺は、お洒落なお店が集まるファッショナブルな下町です。



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店内は満席で、通りの向かいにもレストランの出島が。



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店内のオープンキッチン。
ゲストはみなさん賑やかで楽しそう、美味しいお店独特の活気に溢れています。



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2階はバーカウンターを囲んで



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265シュケル ( 約7千円 ) のテイスティングメニューを注文。



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ボードに何種類もの料理を盛り合わせるのは、昨晩の 「 Eucalyptus 」 と一緒。
イスラエルの流行 ?



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こちらは 「 Eucalyptus 」 よりも現代風なフュージョン料理。
すべてが美味しくて、テンションが高まります !



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これからがメインコース。



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でもメインになると、いきなりのレベルダウン・・・・

こういうしっかりした料理は 「 Eucalyptus 」 のほうが美味しいかも。
シェフの料理経験が表われるのでしょうか・・・・



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フォワグラと牛肉のロッシーニ風、モワルのグリル、家鴨、羊のTボーン

お肉もごくごく普通で・・・・



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「 MachneYuda 」、お店の賑わいや雰囲気を楽しむだけでも十分に訪問する価値のあるレストラン、お勧めです。
こちらではコースではなく、前菜を中心としてタパス的に楽しむのが正解かと思います。


少し不完全燃焼だったので、先ほど見かけた行列のできるアイスクリーム屋さんに行ってみることに。



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アイスクリーム屋さん前の路上が、河童天国 (笑)



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とても美味しいジェラートでした、大満足 (笑)


ホテルに帰る途中に、市役所前にある 「 Mamila Hotel 」 と 「 Waldorf Astoria 」 を見学。


「 Mamila Hotel 」
旧市街に隣接、エルサレム一番の高級ファッションモール内にあるアクセス便利なホテル。 デザインホテルがお好きでしたら、エルサレムではここが一番だと思います。 でもデザイン自体は今では驚きや新しさを感じない一世代前のもの。 商店街の中にあるので部屋からの眺めの選択は要注意。

「 Waldorf Astoria 」
市役所前のとても便利な立地。 マミラホテルとは交差点を挟んで向かい側。 古い大きな建物を改装して中央を吹き抜けにした構造。 シンガポールのフラトンや京都のブライトンに似た雰囲気。 全体的に大味な造りで、北京等のウォルドルフアストリアに比べると高級感がなくランク落ちする感じ。 東京のパークハイアットとサイゴンのパークハイアットのような感じ ?


ウォルドルフアストリアのロビーで、驚きのあまり3度見以上するくらい奇抜な姿のユダヤ教徒に遭遇。
思わず写真をお願いしてしまいました。



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ランプシェードのような・・・・ 宇宙人 ?
帽子の中でなにか飼っていそうな。

この方に限らず町で目にしたユダヤ教徒の方たちは、皆さんファッションがアバンギャルドでエキセントリック!
山伏のようないでたちや、三つ編みにしたおさげのもみあげ等々・・・
これは黒一色という制限された規約のなかで個性を追求した結果 ?


短かったエルサレム旅行もこれで無事終了。
明日はこの旅最大の難関、エルサレムからエジプトへの移動です。



つづく


by nonaetamu | 2016-11-10 21:41 | イスラエル | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 イスラエル エルサレム 「 聖墳墓教会 」 「 The American Colony Hotel 」 



エルサレム滞在の2日目、今日は珍しく朝から観光に勤しんでいます。
朝10時30分にホテルを出発、午前中に 「 嘆きの壁 」 と 「 岩のドーム 」 の見学を終了。 
( 壁を隔ててお隣り同士なのですが 笑 )

午後は、観光の最終目的地、イエスキリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘へと歩いた 「 苦難の道 」 ( ヴィア・ドロローサ ) へ。

「 ヴィア・ドロローサ 」 は距離500mほど、緩やかな上り坂が続く石畳の細い道。 
歩いた距離間隔は、渋谷ハチ公前からセンター街を抜け、スペイン坂をあがって東急ハンズへ行くのとと同じくらい。

「 ヴィア・ドロローサ 」 ウォークはスタンプラリーのようになっていて、ふりだしはイエスが死刑判決を受けた地点、あがりはイエスの墓がある聖墳墓教会、その道すがら合計14箇所のチェックポイントがあります。



第一チェックポイント  

イエスが死刑判決を受けたローマ総督官邸跡

現在はアラブ人の学校になっていて中に入れません。 
向かいにある 「 聖アンナ教会 」 へ進路変更。

聖アンナとは聖母マリアのお母さま、イエスからみるとお祖母さま。 
聖母マリアの生まれた場所に建つ教会です。



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どこにいっても中国からの団体客でいっぱいで、キリスト教巡礼者よりもずっと多いくらい。
牧師さんも慣れた様子で、騒々しい観光客に「 し~っ ! 」 っと注意しています。


聖母マリアファミリーの自宅跡



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聖母マリアが亡くなった場所も、この教会のすぐそば。
歴史的なサイトが、狭い町内にこれでもかと詰まっています。
昔の人の行動範囲が狭かったとはいえ、あまりにもなご近所感覚にびっくり !



第2チェックポイント

イエスが鞭うたれ十字架を背負わされた 「 鞭打ちの教会
( ひねりのないネーミングが 笑 )



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「 ヴィア・ドロローサ 」の ふりだしに近い「 エッケ・ホモ教会 」 のアーチ



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第3チェックポイント  

イエスが最初に倒れた場所

現在は 「 アルメニア使徒教会 」 が建っています。



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「ヴィア・ドロローサ」 の道幅や坂の具合、商店の並んでいる雰囲気は、原宿の竹下通りのよう。 
道の途中に、もし 「 大中 」 や 「 壁の穴 」 があってもまったく違和感なし (笑)



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第4チェックポイント  

悲しむ聖母マリアとイエスが遭遇した場所

この時点ですでにチェックポイントを見失って・・・・ (汗)



第5チェックポイント 

シモンがイエスを助けて十字架を背負った場所

遠路はるばるアフリカから巡礼にいらした皆さん



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第6チェックポイント  

ベロニカがイエスの顔を拭いた場所 ( 聖ベロニカ教会 ) 」

聖ベロニカ住宅跡。 イエスの顔を拭いたベールにはイエスの顔が浮かび上がり、万病を治す力が宿ったそう。 その奇跡のベールはバチカンに保管されているそうな ( 半信半疑 )

聖母マリアの住宅跡を見ればわかるように、イエス時代の町は現在の町よりも20mほど低い位置にあったもよう。 何度も町が破壊されているので、その廃墟の上に新しい町を積み重ねるように建ててきたのではないかと。 冷静に考えると 「ヴィア・ドロローサ」 のチェックポイントは 眉唾もの 敬虔な信仰心のもとになりたっているようです。



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白衣のつんでれ天使たち
( チェックポイントとは無関係 汗 )



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第7チェックポイント  「 イエスが2度目に倒れた場所

第8チェックポイント  「 イエスがエルサレムの婦人に声をかけた場所

第9チェックポイント  「 イエスが3度目に倒れた場所


7~9のポイントは攻略失敗・・・・ ここでラリー脱落



ふと気が付けばいつのまに聖墳墓教会へ到着していました。



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第10チェックポイント

イエスが衣服を剥ぎ取られた場所



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第13チェックポイント  

聖母マリアがイエスの遺体を引き取った十字架の下

十字架からおろしたイエスの遺体にアロマオイルを塗った 「 塗油の石 」 。



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第11チェックポイント  

イエスが十字架に釘打たれた場所



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第12チェックポイント

イエス臨終の場所

十字架が立てられた場所、その穴が残っています。



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最後の第14ポイントへは、教会中央の大聖堂の周りをまわって行きます。
大聖堂の周囲には、聖墳墓教会を管理するさまざまな教派の聖堂があります。



アルメニア使徒教会の聖ヘレナ聖堂



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イエスの十字架が発見された聖堂



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中央の大聖堂



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第14最終チェックポイント

イエスの墓



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14:00  エルサレム観光無事終了

ホテルを出発してわずか3時間30分の超高速歴史観光 (笑)


世界有数のパワースポットを巡ってみて、なにか感慨深いものがあったかというと
霊験あらたかな神秘性とか、恐れいるような神々しさとか、特別なにも感じませんでした (汗)
( 食い意地と妄想力は人より長けているのですが、感性や感受性は極端に鈍いので・・・・ )

どこもあまりに観光地化されていて・・・・ 金閣寺や東大寺でも寺社仏閣本来の信仰性をあまり感じられないのと同じ ?
二寧坂をあるいて清水寺に行くような・・・・

「 泣き屋 」 さんでも仕込んでくれたら、もっとムードが高まるのかも・・・・・( ばち当たり !)




さて観光も成し遂げたので、頑張ったご褒美に美味しいランチを食べにいきましょう !

本日のランチは、「 American Colony Hotel 」 でいただきます。
「 Kind David Hotel 」 とどちらに泊まろうかほんの一瞬迷ったエルサレム有数の高級ホテルです。

市役所前の停留場から路面電車 「 ライトレイル 」 に乗って2駅、うら寂しい住宅街の中にホテルはあります。



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スパニッシュコロニアルな雰囲気のパテオで一息。
ホテル全体の雰囲気は、ロスのベルエアーのよう。



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中近東の人気ドリンク 「 レモン & ミントのジュース 」 を注文。



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料理もどこかカリフォルニアっぽいテイスト

「 グリンピースとアボガドの冷製スープ 」



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「 メロンとミントのガスパチョ 」



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付け合わせの海老の天ぷらが美味しい~



「 チキンとアボガドのオリエンタル風サラダ 」



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暑さにやられて、口にしたのは冷たい料理ばかり (笑)



「 American Colony Hotel 」、 小さくて地味な、ホテルというよりも旅籠やペンションといった趣です。
プロバンスや南仏の田舎にあるオーベルジュやプチホテルのような雰囲気。

「 マダムフィガロ 」 の愛読者の方や、「 ルレエシャトー 」 のファンの方なら、きっとお気に召すかと思いますが・・・ 個人的にはちょっと苦手なテイストでした。

狭い敷地に何棟かの建物がぎゅっと詰まっていて、ロビーもレストランもプールも内に篭った開放感のない造り。 この押しこもった雰囲気がベルエアーを彷彿させる所以。 私はそれを息苦しいと感じましたが、この静かなプライベート感がお好きな方もたくさんいらっしゃると思います。 ロスでベルエアーが好きな方にはお勧め、ビバリーヒルズホテルが好きな方は避けたほうがいいかも。


では、ホテルに帰ってプールサイドで午後のひと時を愉しみましょう。
無事観光を果たした達成感で、心おきなく昼寝が楽しめそうです (笑)



つづく


by nonaetamu | 2016-11-05 15:14 | イスラエル | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 イスラエル エルサレム 「 嘆きの壁 」 「 岩のドーム 」 



エルサレムでの滞在2日目、昨日は予定していた市内観光をさぼってしまったので、今日こそは絶対に市内観光にでかけます。
今日もプールサイドでだらだらしていたいのが本音なのですが・・・・ それではさすがに人間失格 (笑)


いざ出陣~ ! の前にまずは朝ご飯でしょ。

今日のみことば 「 腹が減ってはいくさができず 」 @ エルサレム  

炎天下の市内観光、体力補給は不可欠です。



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優雅な朝食用の食堂には溢れかえるばかりの料理の数々・・・・ 
ご馳走を目の前にしてすっかり興奮してしまい、すでに観光への意欲が半減 (汗)

日差しの明るい窓際のテーブルを確保しました。



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窓の外では気持ちの良さそうなガーデンプールが、観光なんてやめてこっちに 「 おいで おいで 」 と手招きしています (笑)



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あまりの料理の多さに目移りして、何からいただいたらいいのやら・・・・ (困惑)



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チーズだけでも驚くほどのラインアップ
嬉しすぎてテンション振り切れそうです (笑)



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これでもチーズのほんの一部。



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パンやケーキ類も大充実 !



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フレッシュジュースのコーナー



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まずは1皿目



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ビュッフェ台にはハム、ソーセージ、ベーコン等の肉類がありません。 
ユダヤ教の食に関する戒律 「 コーシャ 」 で、乳製品と肉類を同時に食べることが禁止されているからです。
( なのでチーズバーガーも駄目、その他、甲殻類、イカ、タコ、鱗のある魚、等々も禁止 )

その代わりに燻製やしめた魚がたくさんあります。 イワシ、サバ、ニシンにサーモン・・・・
お酢のしめ具合も絶妙で、脂がほどよくのったお魚がとても美味しい !

日本人にとって朝からお魚がいただけるのは嬉しいですね。


続いて2皿目

チーズにしようかケーキにしようか真剣に悩んだあげく、今日はケーキを選択。
明日から旅行するエジプトでは美味しいケーキを期待できないかもしれないので・・・・

チーズケーキ、クグロフ、シュトルーデル、アーモンドケーキの4種盛り (笑)
プルーンのコンポートとフレッシュクリームを添えて



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やっぱりイスラエルのケーキはレベルが高くて美味しい !

「 ダビデ王ホテル 」 の朝食、エルサレムでも有名なだけあって、郷土色豊かな素晴らしい内容でした。 
今回イスラエルでいただいたなかで一番満足度が高い食事だったかも・・・・ (笑)


さてお腹もいっぱいになったところで、このまま観光に出発です。





10:30 ホテル出発

ホテルから旧市街に向かって坂道を下りていくと、遠くから子供たちの悲鳴のような歓声のような、黄色い叫び声が聞こえてきます。
もしかして通学バスを狙ったテロでも?!



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ホテルの下にある公園の噴水で、大勢の小・中・高校生たちが無邪気に水遊びをしていました。



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四角い噴水にびっしり捕まって、まるでゴキブリホイホイ (笑)



旧市街はホテルから歩いて10分ほど、西側にあるヤッフォ門から中に入りました。



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旧市街の内部は、アラブのスークのように、細い路地が縦横無尽に入り組んでいます。 路地の中は視界が開けず案内板もほとんどないので、地図を見ながら歩いていても方向感覚がなくなって迷子になってしまいます。

11:15 あちらこちら彷徨ったあげく、ようやく第一目的地の 「 嘆きの壁 」 に到着しました。



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「 嘆きの壁 」


預言者アブラハム ( ムスリム名 イブラーヒーム ) は、ユダヤ教とイスラム教の両教にとっての 「 信仰の父 」 であり、ユダヤ人とアラブ人の祖でもあります。 つまりユダヤ人とアラブ人はアブラハムの2人の息子それぞれの子孫であり、元をたどるとお爺ちゃん ( アブラハム ) が同一人物という従兄弟関係。 ユダヤ教のスピンオフであるキリスト教の信者も、もちろんアブラハムの子孫です。

旧約聖書の 「 創成記 」 よると、唯一神 「 エホバ 」 は、アブラハムの自分に対する忠誠心を試してみようと思って、神への生贄としてアブラハムの息子イサクを自らの手で殺すよう、人間とは思えない非道な命令を下します ( だって神様だから 笑 因みにイサクはアブラハム100歳のときに授かった恥かきっ子 )  アブラハムは神の無情な命令に従うべきかどうか悩みますが、最後にはエホバのパワハラに負けて息子イサクを殺す決心をします。 この凶悪な実子殺人未遂事件の現場となったのが 「 モリヤ山 」 にある岩の上、現在の岩のドームがある場所なんです。 ユダヤ教では、イサクの処刑台として使用されかけたこの岩を 「 聖なる岩 」 と呼び「 世界の礎 」 として信仰しています。

その後、ホテル名やミケランジェロの彫刻で有名な、古代イスラエル王国のダビデ王がこの神聖な土地を一括購入、そしてダビデ王の息子 テレ東の番組で有名な賢者ソロモン王が父親の買ったその神聖な土地にエルサレム神殿を建築しました ( 紀元前948 )

しかしソロモン王の建てた第一エルサレム神殿はバビロニアによって破壊され、その際に多くのユダヤ人たちが捕虜としてバビロニアに拉致されます ( 紀元前586 ) 拉致から70年後、ペルシャ王の手によりバビロン捕囚から解放されたユダヤ人たちは エルサレムに帰還し、破壊された第一神殿の跡地に第二神殿を建築します (紀元前515) その後紀元前20年に、 第二神殿はヘロデ大王によって大規模リノベーションが行われました。 因みにこのヘロデ大王は、シーザー & クレオパトラ & イエスキリストとほぼ同じジェネレーション、人類史上最強に濃い世代 (笑)

100年ほど経った西暦70年の第二次ユダヤ戦争時に、第二エルサレム神殿はローマ帝国によって再び破壊されてしまいます。 しかし破壊された神殿の西の壁だけは、奇跡的に崩壊を免れます。 この唯一生き延びた神殿の西壁は、ユダヤ教徒のあいだで 「 神が臨在する栄光の場所 」 として語り継がれることになります。 いっぽう第二次ユダヤ戦争後、ローマ帝国はユダヤ教を根絶しようとこころみ、ユダヤ暦を禁止し、聖典を埋め、指導者たちを大量殺害しました。 さらにユダヤという地名をパレスチナへと変更し、ユダヤ教徒のエルサレムへの立ち入りさえも禁止してしまいます。  

ユダヤ教徒にとって苦難の年月が過ぎ、4世紀になってようやくエルサレムへの立ち入り禁止令が解かれ、1年に1度だけエルサレムへ帰省することが許可されるようになります。 それ以降 嘆きの壁はユダヤ教徒が祖国復興を祈る大切な巡礼地となります。

時が流れ中世時代の或る日、ユダヤ暦の大切なアニバーサリー 「 エルサレム神殿破壊記念日 」 に、通りすがりの信者が奇跡の光景を目撃します。 なんと神殿の西壁が 「 嘆きの涙 」 を流していたというのです。 その信者のミラクル目撃証言により、それ以降神殿の西壁は「 嘆きの壁 」 と呼ばれるようになったそうです ( 実際は壁についた朝露が涙のように輝いて見えたそうな )



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嘆きの壁では、信者の皆さんがたんたんと感情も表すことなく静かにお祈りを捧げています。

「 嘆きの壁 」 というドラマティックなネーミングから勝手に想像していた光景とはちょっと違うような・・・・
実際に目にする信者の方の 「 嘆き 」 の熱量は期待よりもかなり控えめ。
もっと、壁どんどんをしたり、大声で泣き悲しんでいる人がいるのかと予想してたのに ( 韓流ドラマの見すぎ? ばち当たり ! )

中世の時代、1年に1度だけしか訪問が許されていなかった頃や、第二次世界大戦後の緊張時、嘆きの壁への立ち入りが禁止されていた頃と異なり、今では365日24時間いつでも訪問が可能になったおかげで、ありがたみが薄れてしまったのでしょうか ? 

強引とはいえ取り合えず念願の祖国もできちゃったことだし・・・・




11:45 第二の目的地 「 岩のドーム 」 に向かいます。 

岩のドームは嘆きの壁の向こう側、広場の右上に架かる木製のブリッジを渡るとすぐそこ。
イスラム教徒以外の人が岩のドームのある旧神殿の丘に入るには、このブリッジが唯一許されたアプローチです。



「 岩のドーム 」

「 岩のドーム 」 は、ユダヤ教徒にとって 「 聖なる岩 」 のある大切な聖地であると同時に、イスラム教徒にとっても 「 メッカのカアバ 」 「 メディナの預言者のモスク 」 に次ぐ三番目に重要な聖地でもあります。 

イスラム教の開祖 預言者ムハマッドが体験した 「 夜の旅 」 ( イスラー )、メッカからエルサレムまでわずか一夜で移動して、エルサレムの地で天使ガブリエルに導かれ天国へと昇り神に出会った奇跡の異次元トリップ。 その昇天したムハマッドが、天へと飛びたった発射地点がこの 「 聖なる岩 」 であると信じられているからです。 聖なる岩にはムハマッドの足形と天使ガブリエルの手形が残されているそうです。

現在の岩のドームは、西暦688年から3年の歳月をかけて、聖なる岩の上に建築されました。 ユダヤ教徒の言い分によると、ウマイア朝 ( イスラム国家 ) は、ユダヤ教徒とキリスト教徒へのあてつけと嫌がらせのため、意図的にユダヤ教の聖地である聖なる岩をドームの建設場所に選んだそうです。 さらにドームの大きさもキリスト教の聖地である聖墳墓協会のドームよりも大きく造ったとのこと。 またモスクの内部にあるキリスト教の悪口を書いたコーランの一節は、シリアのキリスト教者を強制的に連行してタイルを張らせた奴隷労働によるものだそうです。

岩のドームは岩盤の上に建てられているため、過去数度の地震にも崩壊することもなく、現在でも当時のままのオリジナルの建築が保たれているとのこと。 外壁のタイルはオスマン帝国時代の1554年と1963年に張り替えられ、ドームの金箔は1993年に貼られたものだそうです。

「 岩のドーム 」 は地上において最も神 (天国) に近い神聖な場所、神との交信が可能な世界最強のパワースポットでもあります。




ブリッジ入口の入場券売り場で、岩のドームの閉門は12時なのであと15分しか時間がないと告げられます。
しかし岩のドームは、ラマダンの期間、午前中しか異教徒に開放されていません。 これが最後のチャンスなので、15分だけでもいいので観光することにしました。



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実際に入場してみると、機関銃を持ったアラブ人の兵士が、もう閉場時間だと言って 「 岩のドーム 」 に近寄らせてくれません。
売り場ではあと15分って言ったのに・・・・ ずるい (怒)



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岩のドームの向かいにあるモスクには、イスラム教の信者たちが集まってきています。
昼の礼拝があるのでしょうか。



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神殿出口側、側面から見た岩のドームです。



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写真を撮っていると、私たちの後をストーカーのようにつきまとっている先ほどのアラブ人兵士が 「 今すぐ出ていけっ ! 」 って怒鳴っています。

意地悪で本当に感じが悪い・・・・  ラマダン中でよっぽどお腹が空いているのかしらん ?
目の前で焼き立てのケバブと冷えたビールを食べ散らかしてやればよかった (大人げなさすぎ 笑)



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12:00 岩のドームを強制退場。 

楽しみにしていた霊体験も、キューピットの降臨も、啓示や覚醒もないままに・・・・

それでは観光の最終目的地 イエスキリストが十字架を背負ってゴルゴダの丘へと歩いた 「 苦難の道 」 ( ヴィア・ドロローザ ) に向かいます。



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つづく


by nonaetamu | 2016-11-01 22:19 | イスラエル | Comments(4)