エジプト旅行記 2016年 ヨルダン アンマン 「 Sufra Restaurant 」 


死海を昼過ぎに発ちアンマンへ移動、アンマン市内のホテル 「 ル・ロワイヤル 」 にチェックインしました。
旅行2日目の午後は、ホテルのプールサイドで何もせずにのんびりと過ごします ( アンマン観光は ?・・・汗 )

夕方になり西日が差し始めるとプールサイドから人気がなくなったので、私たちも部屋に戻って夕暮れを愉しむ準備をします。
今日のサンセットはホテル最上階にあるラウンジのテラスから眺めます。

2フロアー分が吹き抜けになったメゾネット形式のラウンジ、そのレトロな雰囲気は昭和バブル期を通り越してもはや大正ロマンの世界 (笑)



e0349423_14440189.jpg



ラウンジの外、ホテルの屋上には日の当たる屋外パテオもあります。
明るくコージーで、朝食をいただくには最適な空間です。



e0349423_14501596.jpg



飲み物を注文して暫くすると日が翳ってきました。 
丸窓の外のテラスにでてサンセットを愉しみましょう。



e0349423_14541524.jpg




西の丘に日が落ちていきます。



e0349423_14551026.jpg




日差しは東へ東へと遠ざかり、町はずれの小高い丘を赤く染めています。



e0349423_14561269.jpg



太陽が完全に隠れると、礼拝を呼びかけるアザーンの調べが町中に響きはじめます。
むせぶようなアザーンの響きは同時に、日中の断食が明け、ようやく今夜の食事の開始を告げる合図でもあります。

それでは私たちも部屋に戻って夕食へでかける準備をしましょう。
モスクを照らす緑色の灯りが点在するアンマンの夕景は、中近東ならではのエキゾチズムに溢れています。



e0349423_14591423.jpg



今夜の食事は、アンマンでも珍しいヨルダン料理の専門店 「 Sufra Restaurant 」 でいただきます。
ヨルダンでもすこし高級なレストランとなると、やっぱりレバノン料理のお店がほとんどのようです。
( ヨルダン料理とレバノン料理の違いはよく分らないのですが・・・・ )

お店は、ホテルのコンシェルジェ曰く 「 アンマンで一番トレンディーでお洒落な通り 」 という、第一サークル近くのレインボーストリートにあります。



e0349423_15003592.jpg



古い洋館を利用したロマンチックな佇まいのレストランです。



e0349423_15054589.jpg



店内もクラシカルでお洒落な雰囲気。


e0349423_15070395.jpg



中東らしいタイル張りの床が素敵です。



e0349423_15085912.jpg



ラマダンの期間中はレストランの室内は利用されていなく、屋外のパテオでビュッフェスタイルの食事のみでした。

他のレストランやホテルも、ラマダン期間中の日が沈んでからいただく断食明けの食事 「イフタール」 は、ビュッフェ形式のところが多かったです。 きっとお客様が一斉に食べ始める食事の準備に、アラカルトでは対応できないからでしょう。



e0349423_15123798.jpg



日没から1時間ほど経った8時過ぎにお店に到着したので、既にテーブルは満席でお店はとても賑わっていました。


e0349423_15214331.jpg



地元のゲストたちは皆さん上品でお洒落に着飾っています。
客層を見るとこのレストランがかなりの高級店であることが伝わってきます。

ではさっそくお料理をいただきましょう!
大きなビュッフェテーブルには数えきれないくらいの料理が並んでいて・・・ メインの煮込み料理だけでも5種類あります。



e0349423_15282695.jpg



席につくと、まずは味付けの優しいスープがサーブされます。
ブレックファースト前に胃を保護するため? 韓国でコースの始めに供されるお粥のようなものでしょうか?



e0349423_15315212.jpg



昨夜のケンピンスキーでいただいたヨルダン料理が口に合わず、プチトラウマになっていたので、あまり期待せずに口にしたのですが・・・・ こちらのお店の料理、すべてが繊細で美味しい!

特にフムスはこの旅を通じて、こちらのレストランのものが最高のフムスでした!
お陰様で嫌いになりかけていたヨルダン料理に対する偏見が、きれいさっぱりと洗い流されました (笑)



e0349423_15345658.jpg



メインのお料理も全部が美味しい!
マンサフに入っていた子羊の煮込みが格別美味しくて、おかわりまでしてしまいました (笑)



e0349423_15374933.jpg



豚足ならむ羊足。 ゼラチン質がとろとろで、猫がまたぐほど最後まで奇麗にいただきました (笑)

興奮して写真を撮り忘れてしまいましたが、いただいたデザートも絶品でした!
ふるふるとろとろで、パンナコッタのような、杏仁豆腐のような、フルーチェのような・・・・ 

今回のお食事代は1人30ディナール、約4500円でした。

「 Sufra Restaurant 」 大満足です。
アンマンにいらした際は、是非お試しになってごらんください!



美味しい食事をいただいて仕合せな気分になった後は、そのまま 「 レインボーストリート 」 の散歩を愉しみました。

コンシェルジェがアンマンで一番トレンディーと言っていたように、通りには多くのカフェやパブが並んでいます。
人出も凄くて、通りは車で渋滞、歩道はヨルダンの若者たちで溢れかえっています。 渋谷センター街@アンマン ? (大袈裟 笑)



e0349423_15394472.jpg



驚いたのは、若い女性だけのグループが多かったことと、一目で商売系とわかる女性がパブに何人も座っていたこと!
旅行前にいだいていた禁欲的な中近東のイメージが見事に覆されました。

一台の車に何人も乗り込んで通りを流しているのは、地元のマイルドヤンキー風の若者たち。
アメリカングラフティーの世界がここヨルダンにも!(笑)


通りにはいろんな屋台もならんでいます。
豆売りの屋台はさすがの充実度・・・ お豆の国の人たちだから (笑)



e0349423_15484882.jpg



大好きな空豆を売っている屋台を見つけたので、お腹が一杯にもかかわらず、思わず速攻で購入 (汗)



e0349423_15513226.jpg



蒸した皮付きの空豆にバターを塗して様々なスパイスをトッピングしてくれます。
スパイシーな空豆をつまみながらてくてくホテルまで帰りました。



e0349423_15591081.jpg



わずか1泊しただけでしたが、ラマダン時期の夜更けの街の賑わいが体験できて有意義な滞在になりました。
次の機会には、ゆっくりとアンマン市内を歩いて見たいと思います。


明日の朝は早起きをして、7時前にはホテルを出発しなければなりません。
イスラエルのエルサレムまで陸路の移動です。




つづく


by nonaetamu | 2016-10-23 12:44 | ヨルダン | Comments(0)

エジプト旅行記 2016年 ヨルダン アンマン 「 Le Royal Hotel Amman 」 



夏休みのエジプト旅行、2日目の朝です。

死海のアドレナリン効果のお蔭か、昨夜はぐっすりと熟睡できました。
朝も早起きをして、朝食の前に 「 死海浮遊 & 全身泥パック」 のコースを順調にこなしました。

もう時刻は10時過ぎ、昨夜の夕食があまり食べられなかったせいか、空腹状態は極限マックスです (笑)

待ちに待った朝食は、昨夜と同じメインプールの上階のビュッフェレストランでいただきます。

午前中は涼しく過ごしやすかったので、死海が一望できる屋外テラスのテーブルに席を取りました。



e0349423_14184430.jpg



朝食ビュッフェのテーブルには、見たこともない様々なチーズが豊富に揃っています。



e0349423_14194916.jpg



なんとラマダン中のヨルダンでありながら、シャンパンまで!

ケンピンスキーホテルの中は、まるでここだけ治外法権のようで、地元の方たちがつかの間の息抜きにいらしているようでした。
皆さん日中でもお食事を召し上がるわ、お酒を楽しみながらユーロカップを応援なさるわで・・・結構なやりたい放題 (笑)



e0349423_14204177.jpg



ヨルダン風のオムレツに、子牛のソーセージにビーフのベーコン。
さすがに治外法権といえども豚肉はご法度のようです (笑)

お皿の上にある白い5切れのチーズは、全て違う種類のチーズです!

大喜びで一口噛んでみたら、どのチーズもあまりに塩辛くて・・・ 死海の水でウォッシュしたのかと思ったくらい(涙)
絶対にこの一切れで1日の推奨摂取食塩量を軽く超えているはず(笑)  
やっぱりヨルダンの食事は自分には合わないのかしらん・・・


超塩対応の朝食の後は、お部屋でのんびりして12時過ぎにホテルをチェックアウト。
コンシェルジェにお願いしたタクシーでアンマンに向かいました。


今回宿泊した 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」・・・ 部屋も古いし食事も残念だったのですが、なぜだか不思議と悪い印象がありません。 反対に次回の訪問時にまた泊まってもいいかなと思っているくらい。  ヨルダン人の皆さんの明るい性格と開放的なリゾートのレイアウト、素晴らしい死海の眺め、そして何より病みつきになるほど愉快だった死海での浮遊体験が、今回の滞在の印象を良くしてくれたのだと思います。



ホテルから乗ったタクシーは、往路とは逆に途切れのない急な勾配の上り坂を駆け上がっていきます。 右折すれば空港へ通じる三叉路をそのまま直進して、さらに20分ほど走ると、死海からは約1時間弱でアンマン市内に到着です。 タクシー代は40ディナールでした。

今夜のアンマンでの宿は 「 Le Royal Hotel Amman 」、大手高級ホテルチェーンばかりのアンマンにおいて唯一の例外といえるホテルです。 ル・ロワイヤルホテルズは、ルクセンブルグを皮切りに、モロッコ、チュニジア、ベイルートとホテルを展開する謎の小規模ホテルチェーン。 ホテルグループのロゴマークがリーガロイヤルに酷似していることも、ホテルおたくの興味をそそります。 こちらのホテルは、かつてアンマン一の格式を誇るホテルだったということなのですが、トリップアドバイザーの写真を見る限りではメインテナンス状況に少し不安が残ります。 ル・ロワイヤルホテルズはイラク資本とのことなので、きっと戦争以降困難な状況にあるのかもしれません。


ホテルへの入口は厳重なセキュリティーで固められています。  メインエントランス以外の全ての経路を封鎖していますし、正面玄関の写真撮影さえも禁止されています。

正面玄関からホテルに入ると、ロビー右手にヨーロッパ風の小振りなレセプションがあります。



e0349423_14215021.jpg



レセプションの先には吹き抜けの広いロビー


e0349423_14230976.jpg


これはなんと・・・昭和のバブル期の日本のホテルの雰囲気を、そのままに再現した驚くべきホテル空間です!

無尽蔵なお金を無意味に注ぎ込んだ悪趣味なやりすぎ感が・・・  新橋の第一ホテルとか、東陽町のイースト21とか仙台の江陽グランドホテルに通じる時代感を (超失礼)

特に地下の宴会場の内装は、演歌歌手が着るベルサーチのスーツの裏地かと思うほどにど派手で、ボディコンに身を包んで扇を振り回す前髪を立たせたお立ち台嬢達が、目をつぶれば目の前で踊っているのではないかと錯覚を起こすような、他では見られない異次元空間です。

これだけのバブル遺産が手つかずのまま残っているとは、いまや本家の日本でもお目にかかれない、まさに驚愕の奇跡の空間。

Nonaetamu 認定 「 昭和バブル期ホテル遺産群 」 に登録決定です!



e0349423_14262536.jpg




アトリウムロビーに、シースルーエレベーター、星空模様の天井・・・ これこそまさに王道です! (何の? 笑)
子供のころにお世話になった神戸のポートピアホテルを彷彿させます。


クラシカルなエレベーターに乗って部屋まで案内されます。 そのエレベーター内はオークラ別館のエレベーターとまったく同じ懐かしい匂いがします。 ホテルの客室は吹き抜けの空間の周りにぐるりと配置されています。



e0349423_14361190.jpg



案内されたお部屋も、昭和の香りで満載です!


e0349423_14413438.jpg



リビングとベッドスペースが左右に分けられた細長い部屋で、ベッドが窓に向かって配置されている、大好きな部屋の構造です。



e0349423_14422541.jpg



オークラ別館のペントハウスと同じですね。


e0349423_14440431.jpg



調度品のチョイスも、日本のちょっとセンスが微妙なホテルにありそうな感じで・・・ 外国にいることすら忘れてしまいそうです (笑)


e0349423_14452373.jpg


こちらの部屋に滞在中は、昭和のホテルのあるある体験ができて大興奮でした!

寝る前に電気を消すのにスイッチを探して部屋を歩いて回ったり、夜が明けるとカーテンの隙間から朝日が漏れ入ってきて薄明りに目が覚めたり・・・  あ~そうそう昔のホテルはこうだったって・・・ 嬉し懐かし (笑)



e0349423_14483909.jpg



シャワーブースの得意げな自己主張も・・・ シャワーブースが高級ホテルに導入され始めたころの面影。
リージェントがホテルの流行の先端を走っていた時代 (笑)



e0349423_15571563.jpg



アメニティーはやはりここでも死海のプロダクトです。


e0349423_15580247.jpg




死海のホテルでも書いたように、今回のホテル選びの第一条件は何をさておき眺望です。 


    「 眺めのいい部屋~!



e0349423_16081286.jpg



アサインされた部屋は、リクエストが叶いアンマン市内が一望できる素晴らしく眺めのいいお部屋でした!
部屋の階数も高すぎることがなく、臨場感のある眺めを楽しむには最適な高さです。
(お部屋代は日本円で32000円ほどでした)



e0349423_15592169.jpg



横に向かって長く広がっているアンマンの街。 その中心第3サークルに位置するホテルはアンマンのランドマークでもあります。
起伏の多いすり鉢状のアンマンの町の底部に建つ 「 ル・ロワイヤル 」 からは、まるでステージ上から劇場全体を見渡すように、アンマンのランドスケープが大迫力で目前にせまってきます。



e0349423_16182155.jpg




右手には旧市街



e0349423_16194259.jpg



左手には開発が進む新市街の全景が見渡せます。



e0349423_16211322.jpg



部屋に入って一息ついたら、午後はプールサイドでリラックスしました。

さすがにイスラム圏だけあって、屋外プールは高い塀に囲まれた目につかない場所にひっそりとあります。



e0349423_16384831.jpg



ビーチスタイルのプールはリゾート感でいっぱいです。



e0349423_16414388.jpg



かつてはアンマン一の格式を誇るホテルであっただけに、ホテル内の各種設備はとても充実しています。

広いジムが男女別にあり、さらにインドアプールも2つずつ。 サウナやジャグジー等の温浴施設も広く、いかにもな地元の名士やマダムのメンバー達で賑わっていました。 ロゴまでうりふたつなだけあって、施設の充実度はまさにアンマンのリーガロイヤルという感じです (笑)


ホテルのサービスは、愛嬌があって悪気は感じられないのですが、洗練されておらず受け身で気の利かない薄塩対応でした。

例えば、レストランの予約変更をお願いしたら、手元のデータにある電話番号に電話をして
「この電話番号はもう使われていません。 繋がりません。」 で終しまいです。

こちらから 「HPかフェイスブックで調べてください。」 「レストランへの行き方を教えてください。」 「地図で場所を教えてください。」・・・ とリクエストすれば嫌な顔をせずに応えてくれるのですが・・・

一事が万事この調子でした。 ヨルダンが全般的にこういう傾向があるのかもしれませんが。


現在の最新設備のホテルに慣れている方たちにはかなり厳しい選択かと思いますが ( 快適なホテル滞在でしたら Four Seasons か Fairmont がお勧めです )、バブルの時代にぶいぶい言わせていらっしゃった方限定で、プティット・ノスタルジーに浸る目的で滞在なさるのでしたら、心からお勧めのアンマンにおける歴史的ホテル遺産です (笑)




つづく


by nonaetamu | 2016-10-23 12:15 | ヨルダン | Comments(4)

エジプト旅行記 2016年 ヨルダン 死海 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」 ビーチ



ホテルのイタリアンで驚くほどボリューミーなランチでお腹がいっぱいになった後は、次はいよいよ待ちに待った死海での浮遊体験にチャレンジです。

なんてったて死海は世界の七不思議のひとつ・・・・・ だったはず?
再確認のために調べてみると、死海は世界の七不思議とはまったく縁もゆかりもございませんでした。 だまされた~!

子供のころに読んだ本では (記憶が正しければ学研の・・・といっても 「 ムー 」 ではありません 笑)、エジプトのピラミッド、イースター島の石像、ナスカの地上絵、バミューダ―トライアングル・・・ と並んで死海が世界の七不思議だって書いてあったのに (あとの2つは失念 汗) 子供相手の本だからと言って、検証もなしに事実に反することを書くとは ! お陰で人生〇十年もそのネタを信じ続けて、だまされたあげくに死海くんだりまできてしまいました (怒)

結果的には、リピート確定なくらい死海をエンジョイ&大満足したので、 「 ありがとう、スタディ・ポリッシュ! 」 なのですが・・笑 (古いっ)



e0349423_11591052.jpg




先客はわずか2名のみ (笑) さっそく水際まで下りてみましょう。



e0349423_12075745.jpg




地元の人たちには有難味がないのか、いつ見ても外国からの旅行者が2,3組いるだけの静かなビーチです。



e0349423_12093315.jpg




水は澄みとおっていて、魚も住まず海草も生えないせいか磯臭さもなく無臭です。



e0349423_12180493.jpg




死海の周辺は現実世界から隔離されたように静まりかえった別世界で、生命の気配がまったく感じられません。 魚や海草等の水中の生物も、陸の鳥や樹木さえも見えなくて・・・実際に訪れるとまさに死海と呼ばれる理由が実感できます。



e0349423_12200380.jpg


水の中は予想以上に浮力が強くて身体のバランスがとりづらいので、最初は歩くのさえも難しいくらいです。 でも慣れてくると、水に浮いているのがまるで無重力状態のようで本当に面白く、あっというまに時間が過ぎていきます。

まわりの方たちも皆さん子供に戻ったように大はしゃぎ! 男らしくてかなりこわもてだったビアンのおばさんカップルも新聞を持ってお約束のポーズで写真を撮っていますし、モデルのように格好よく気取っていたお兄さんカップルも片足をたててバスタブのマリリンモンローのようなポーズをとったりしています・・・ 恐るべし死海効果(笑)

規定では一回の入浴時間は10分以内で1日2回まで。 初回だけは素直にいいつけに従って10分間で切り上げました (笑)


死海から一旦でたら、ビーチに戻って、全身に死海の泥を塗って泥パックをします。

ビーチの片隅に泥壺が (笑)



e0349423_12212464.jpg




泥は図画工作用の粘土と同じような堅さです。 でも臭いが・・・
汚れたどぶ川の強烈な臭いがします! 奇麗な表現だと 「 真夏のベネチア 」 の香り?



e0349423_12260033.jpg




身体に塗るにはかなりの勇気が必要ですが、清水の舞台から飛び降りた覚悟で、全身にくまなく泥を塗りたくります (笑)
やけくそになって髪にも塗ってヘアパック、もちろんフェイスマスクも。

泥が乾くまでしばらく待ったらそのまま死海に戻り、浮かびながら死海の水で泥を洗い流します。


ここで初めて死海を訪れる方に心からの 「警告」 です !

夏場の死海では目の上、おでこには泥を塗らないように!

強い日差しに照らされて浮いていると、汗で溶けた額の泥が目に落ちてきます。 
そこで無意識に死海の水に濡れた手で目を拭うと・・・ 文字通りの自殺行為

激痛に目も開けられず泥も拭えず・・・ 地獄の10分を耐え忍ぶことに (笑)


はたしてこれだけ辛い思いをして得た死海の泥の美容効果は・・・・ お肌が水をはじいて、水滴が皮膚の上をころがっています !
何十年も忘れていたこの感覚、なんと10代の肌を取り戻しました!

こんなに即効性のある効果が得られるなら、明日の朝も早起きして、もう一回戦頑張ります !

でも努力の甲斐もむなしくこの美容効果は3日ほどしか持続せず、そのかわりに泥臭さが今後の旅行中最終日まで纏わりついて悩まされました (笑) 死海の美容効果は、臭い泥よりもむしろ童心に帰ってはしゃぎまわる精神的なアドレナリン効果に原因があるのでは・・・・と思います。


時間も忘れて遊んでいるうちに、いつのまにか日が陰ってきました。



e0349423_12290768.jpg




メインプールに移動して、プールに浸かりながら温泉気分で死海の夕日を眺めましょう!



e0349423_12533408.jpg




このメインプール、底がすり鉢状になっていて、しかもタイルがつるつるでよく滑る。
初めてプールに入るゲストは、ほとんどの人が足を取られてひっくり返るので、プールスタッフが注意を促すようひとりひとりにお声がけをしています (笑)



e0349423_13043962.jpg




プールの端でくつろぐ姿は一見優雅に見えますが、白鳥の水面下の水かきのように腕にかなりの力を入れてエッジにしがみついています。 少しでも力を緩めるとプールの底に吸い込まれていく、蟻地獄のように危険なプール (笑)

我慢してプールにしがみついているうちに体力も尽きてきたので、部屋に戻ってテラスから夕陽を眺めることにしました。

それにしてもこちらのホテルのデッキチェアーは、ふかふかで寝心地が最高! nonaetamu 認定ベストデッキチェアーです (笑)



e0349423_13065658.jpg




太陽が沈みきって、そらが紫紺に変化してゆきます。



e0349423_13082317.jpg




部屋のテラスで日の入りのドラマを存分に愉しんだら、夕食までそのまま部屋で少し休憩します。
お昼をお腹いっぱいにいただいたので、夕食は9時過ぎのスタートです。

宿泊パッケージで指定されているディナーは、インターナショナルのビュッフェレストラン。
メインプールの1階上にレストランはあります。



e0349423_13143771.jpg




カフェテリアのようなカジュアルな雰囲気のレストランです。
さすがにもう時間も遅いのか、他のゲストはあまりいません。



e0349423_13155520.jpg




中近東だけあって、フムス等のメッツァがとても充実しています。



e0349423_13173339.jpg




ヨルダンの国民食と言われている 「マンサフ」 です。

羊と香辛料と一緒に炊きこんだご飯に、乾燥した羊のサワークリームでつくるソースをかけて食べます。
温かいヨーグルトのようなソースは独特な発酵臭がして、お好きな方にはたまらない味だと思います (笑)



e0349423_13262370.jpg




こちらはアラブのおみお付けみたいなもの ? 朝食にもランチにも、必ず提供されていました。
金時豆をアラブ風の香辛料で炊いたもので、少し甘めの煮込み料理です。



e0349423_13351498.jpg




それでは、いただきます!



e0349423_13362012.jpg




まだ空腹でないことを差し引いても・・・ 料理があまり口に合いません。
塩気ばかりが強くて、香辛料もあまり効いていなくて・・・ 食べなれたレバノン料理とは似て非なる別の料理です。

フランス統治の影響を受けたレバノン料理が特別に美味しくなっただけで、砂漠の遊牧民族であるベドウィンの料理は元来こういう味気ないものなのかも? 確かにオマーンでいただいた料理も印象が似ていたような・・・

結局、ほとんど箸が進まず、サラダだけをいただいて部屋に戻りました。
う~ん、ヨルダン、食事はちょっと期待できないかも・・・


明日は、午前中は死海でまた遊んで、午後はアンマンに移動します!




つづく



by nonaetamu | 2016-10-23 11:45 | ヨルダン | Comments(3)

エジプト旅行記 2016年 ヨルダン 死海 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」 施設



夏休みのエジプト旅行。 
長旅の疲れを癒し機内で乾燥した肌に潤いを与えるため、初日は死海に宿泊することにしました。

アンマン空港から直接、死海湖畔のケンピンスキーホテルにチェックイン。 
部屋からの眺めを堪能した後は、ホテルの散策とお昼をいただきにでかけました。


ホテルは死海へと続く傾斜に建てられていて、階段状に5層に建物が分かれて建っています。

一番上にはホテルの本館があります。 本館のテラスから眺めたホテルの敷地北側半分です。



e0349423_07243349.jpg




本館プールの下に見える大きな建物がビラ棟のレセプション、ステップの2段目に位置します。



e0349423_07252607.jpg






e0349423_07261430.jpg




ラマダンの最中でゲストが少ないのか、この時期レセプション機能は本館に集約されていました。



e0349423_07272551.jpg




ホールの奥には死海の眺望が素晴らしいラウンジとバーがあります。



e0349423_07284368.jpg




シースルーのエレベーターでロビーから1階下りると、ブッフェスタイルのレストランがあります。



e0349423_07295188.jpg




そしてレストランの下、3段目のステップには、リゾートのメインプールともいえる円形のインフィニティ―プールがあります。



e0349423_07311737.jpg






e0349423_07322445.jpg




メインプールの左側には長いラグーンプールがあり、家族連れで賑わっています。



e0349423_07361304.jpg




ラグーンプールに沿ってビラが並んでいます。



e0349423_07373337.jpg




こちらのビラはプールに直接アクセスできるのはいいのですが、プールはいつも子供たちで一杯なので、プライバシーがなく騒音も厳しいと思います。 夜にはメインプールに音楽も入ります ( 軽めのディスコミュージック 笑 )



e0349423_07392219.jpg




メインプールから下がった4段目のステップには扇形のインフィニティ―プールがあります。



e0349423_07404379.jpg



こちらのプールは少し落ち着いた大人向け。 ホテルの敷地内にはビラに囲まれた隠れ家のような静かなプールなど雰囲気の異なる合計8か所のプールがあるので、自分に合った居場所を探すのも楽しみです。



e0349423_07433308.jpg



この扇形のプールの並びに私たちの泊まったビラ棟が建っています。 ラグーンプール沿いのビラは死海の眺望が限られるので、眺めを重視なさるのでしたら、本館のお部屋か一番死海に近いビラ棟をお勧めいたします。


扇形のプールからスロープを下りた5ステップ目が、死海に面したビーチです。



e0349423_07450199.jpg



ビーチにはデッキチェアが並んでいます。 係りの方が一人いて、簡単な世話をしてくれます。



e0349423_07473110.jpg







e0349423_07504777.jpg




ビーチといっても実際は水際に位置するのではなく、死海まではさらに数十メートルの階段を下りていきます。



e0349423_07524533.jpg



今回は利用しませんでしたが、プールを完備した立派なスパ棟も独立した敷地内にあります。


それでは念願の死海浮遊体験をする前に、まずはお昼をいただいて体力づくりから (笑)

ホテル内には、本館のタイ料理、ビュッフェレストラン、メインプールサイドのバーベキュー、そして扇形のプールサイドにあるイタリアン、合計4箇所のレストランがあります。 ディナーはビュッフェの指定なので、お昼はイタリアンにしましょう!



e0349423_07563215.jpg






e0349423_08022651.jpg



「 地中海産の蛸のサラダペスト和え 」



e0349423_08033591.jpg


蛸がとても柔らかく炊かれていて美味しいです。


「 牛肉のカルパッチョ 」



e0349423_08043510.jpg



「 ケイパーとアンチョビのピザ 」



e0349423_08053791.jpg



「 キノコと鶏肉のフェットチーネ 」



e0349423_08081780.jpg



「 ティラミス 」



e0349423_08090669.jpg


ごちそうさまでした!


味は普通に美味しかったんですが ( サイゼリヤまでもうちょっとレベル 笑 )、全てのお皿がびっくりするほど量が多い! パスタなんて一人前なのに大きなボールに山盛りで、日本なら5人前ほどありそうなボリューム ( カプリチョーザよりも大盛! ) ティラミスもマグカップ並みの大きさのグラスに入って、さすがに大食漢な私たちでも半スプーンで降参してしまいました (汗)

どうりでヨルダンの方は皆さんとてもふくよかなかたばかり。 お陰様で誰に何の気兼ねをすることもなく、羞恥心を感じず水着になることができました。 ヨルダン、メタボに優しいデブ天国です (笑)


さてお腹がいっぱいになったところで、さっそく死海でぷかぷか浮いて見ることにしましょう。



つづく



by nonaetamu | 2016-10-23 11:22 | ヨルダン | Comments(11)

エジプト旅行記 2016年 ヨルダン 死海 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」


2016年の6月の終わりから7月のあたまにかけて、少し早めの夏休みをとり、2週間のエジプトの旅にでかけました。

エジプトの7月は1年で最も暑い時期、しかも旅行予定の全行程がイスラム教の戒律で日中の食事が禁止されているラマダンに重なることがわかりました。 旅行を先に延ばそうかと悩んだのですが、2週間も家を空けられる時機が今度はいつ許されるかわからないので、いつも通りの見切り発車で成り行きにまかせ旅立ちました (汗)

最初の目的地はヨルダンの死海です。 アブダビで飛行機を乗り継ぎ、ヨルダンの首都アンマンを目指します。


アブダビを離れた飛行機がアラビア半島の砂漠の上を横切ると、前回も目にした懐かしい光景が眼下に広がります。



e0349423_01372834.jpg



CDを並べたような・・・パックマンのような・・・このシュールな景色は、聞けば野菜を栽培するプランテーションだそうです。 真ん中に位置するスプリンクラーの水が届く範囲まで、水の半径だけの円い畑が広がっています。 この景色を目にすると、あぁ中近東に戻ってきたんだな・・ という実感がわきおこります(笑)

朝にアブダビを発ちアンマンのクイーンアリア空港に到着したのは午前中。



e0349423_01423621.jpg



空港に駐機しているロイヤルヨルダン航空の飛行機に、旅の気分が盛り上がります (笑)

アンマンの空港はこじんまりとして閑散とした印象。 機内から家族連れのお客様が多く、空港内も子供でいっぱい!



e0349423_01555186.jpg



ヨルダンの旅行は事前のビザの申請が必要ありません。 入国審査の列にそのまま並んで1ヵ月間の滞在許可スタンプを押してもらいます。

空港から死海まではタクシーで1時間弱。 空港からのタクシーは定額制で死海までは30ディナールでした。

空港をでたときの気温は19度、初夏のような気持ちのよい温かさ、タクシーの窓を全開にして走ります。 死海に向かう高速道路の行先の表示にはバクダッドの文字も・・・ 隣国がイラクであったことを思い出し、軽い緊張を覚えます。

高速道路を下りたタクシーは左に曲がり、あとは坂道を延々と下っていきます。



e0349423_01572243.jpg



タクシーはひたすら白い岩肌がむき出した荒涼とした景色の中を走っていくのですが、オマーンで見た景色と一緒。 日本では見られない中東ならではの珍しい眺めに飽きることがありません。

海抜0メートル地点を通過し目前に死海が開けてくるようになると、車内の気温もかなり上がって汗をかくようになるので、窓を閉めてエアコンを点けてもらうようお願いします。 空港の標高は800メートル弱、死海の標高はマイナス400メートル、気温は40度! 標高差1200メートル、温度差20度の地点を、まさに30分で駆け下りていく未体験のドライブです。

死海のヨルダンサイドにある高級リゾート群は、琵琶湖の1.5倍の大きさの塩湖の北西に身を寄せるようにかたまって並んでいます。 開業準備で慌ただしそうなヒルトンを見て、マリオット、モーベンピックを通り過ぎると、今回の旅初日の宿 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」に到着しました。

本当はコモ湖のビラデステに似た湖上に張り出したプールのあるヒルトンに泊まりたかったのですが、開業が予定日よりもかなり延びているようで・・・ 間に合わなかったので評判の良いケンピンスキーに泊まることにしました。



e0349423_01590477.jpg



本館のメインエントランスを入ると、左手がレセプション、右手にコンシェルジェカウンターがあります。



e0349423_02073278.jpg



到着したのがちょうどチェックアウト時のお昼前、チェックアウトを待つゲストで混雑していたので、ロビーを抜けたテラスから死海を眺めて順番が来るのを待つことにしました。



e0349423_02052678.jpg



ロビーはまるで駅のコンコースのように長くて天井の高いつくり、でも人が少なくちょっと殺風景な印象です。



e0349423_02091359.jpg



この時期、本館はクローズしていて使用されていないようでした。



e0349423_02101607.jpg



ホテルは死海へと下っていく傾斜に建っています。 一番上に本館、その下に2列のビラ棟が平行して建てられています。



e0349423_02440858.jpg




あまり長く待つこともなくチェックインが終わり、部屋までカートで案内してくださいました。



e0349423_02495386.jpg



ホテルの敷地内はブーゲンビリアや多くの花木が植えられて、とても美しく整備されています。



e0349423_02510186.jpg




案内されたのは死海に一番近いビラ棟、リクエスト通り、死海をダイレクトに望める部屋をアサインしてくださいました。



e0349423_02533003.jpg



階段を登った所が宿泊したお部屋です。



e0349423_02560184.jpg



泊まった部屋はテラスルームというカテゴリー。 1泊3食付きのフルペンションで1人175ディナール( 約2万5千円 ) でした。



e0349423_02575037.jpg



部屋の入口には広いプライベートテラスがあります。



e0349423_03105185.jpg



でも滞在中にこのテラスを使うことは一度もありませんでした。 というのもテラスの壁が高すぎて、デッキチェアに座ると壁しか見えません! ( プライベート重視だとしたら、部屋への階段へは誰でもアクセスできるつくりだし 笑 ) そしてなによりも、テラスの床の敷石が強烈な日差しでフライパン並みに熱くなっていて、裸足で一歩も歩けないほどなんです (笑)

しかしテラスルームの価値はこのテラスではなく部屋からの眺望に真価がありました。というのもビラのほとんどは2階建てで、3階建てのビラはホテル内に数棟しかありません。 その数少ないビラの3階に位置するのがテラスルームだからです。 1階や2階の部屋からですと、椰子の木が邪魔をして死海の眺めが遮られそうです

今回の旅のホテル選びの条件は、なにをさておき第一に 「 眺望 」! 部屋の居心地よりもサービスなんかよりも部屋からの眺めを最重要視しました。 その意味ではこの部屋は、ケンピンスキーホテルの中でも最高のチョイスだったと思います。


そうだとしても部屋本体は・・・ あまりにもベーシックな造りでメインテナンスも最低 (笑) 



e0349423_03123787.jpg



一泊だけならばなんとか我慢できるけど、それ以上はちょっと・・・・



e0349423_03141612.jpg



バブル時に開発されたリゾート地の打ち捨てられたプリンスホテル?
それが故に写真もなし (笑)



e0349423_03190508.jpg




バスルームは可愛いモザイクタイル仕上げの凝ったつくりでした。



e0349423_03200455.jpg






e0349423_03211271.jpg



アメニティーはホテルオリジナル死海のプロダクト。



e0349423_03220678.jpg




部屋はかなり厳しい状態でしたが・・・ バルコニーからの眺めは、それを補って余りある素晴らしいものです!



e0349423_03231009.jpg






e0349423_03255260.jpg






e0349423_03242578.jpg




目前は180度開けた、何にも邪魔されない死海ビューが広がっています!



e0349423_03271137.jpg



対岸はイスラエル。 日が暮れると昼では遠くて判別できない対岸の死海沿いの街の灯りが浮かび上がり、山影の向こうにはエルサレムの町の灯りが輝き始めます。



e0349423_03282225.jpg



それではホテル散策とランチへでかけましょう!





つづく


by nonaetamu | 2016-10-23 11:17 | ヨルダン | Comments(7)