2018年 夏休み コモ湖 「 Villa d'Este 」4




夏休みの11日目

9時過ぎに目を覚まし、遅い朝食をいただいたら
お昼過ぎにはチェックアウトを済ませてミラノに帰ります。



大好きなフレッシュの山羊のチーズを蜂蜜と一緒に




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イタリアにくるとどこでいただいてもコーヒーがとても美味しくて
今朝もアイスのカプチーノを、ピスタチオのお菓子と一緒に




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「 ヴィラデステ 」

夢のような時が流れる素晴らしいホテルでした。
間違いなく世界を代表するリゾートのひとつだと思います。

ただ、どこがそんなにいいの ? って聞かれると、答えに困ってしまうのですが。。。

広大な森のなかに佇む世間から隔絶したリゾートでもなく、町外れのバス通りに面したローケーションは、芦ノ湖や中禅寺湖のプリンスに比べても非日常感が乏しいですし。

お部屋も古くて、インテリアもかなり微妙。。。

サービスは、ぶれのない本場のイタリアンスタンダード。日本のようにすべてのお客様に分け隔てのない心のこもったお持てなしなんて期待できません。むしろ分かりやすいくらいチップの額に左右される拝金主義的なサービス。イタリア人の陽気な性格でそれでもなんとなく許せちゃうんですけど(笑)

ヴィラデステのコンシェルジェに、イタリア国内の列車のチケットを、サンモリッツまで郵送してくれるようお願いしたら、チケットの料金が3千円なのに対して、郵送費は3万円との返事。なんで郵送費がそんなに高いのか聞いてみたら、ホテルから駅まで行く往復のタクシー料金が2万円 !( ホテルのリムジンより高い ) ミラノのホテルに依頼したら無料で送ってくれましたけど(笑)  そんな細かいことなんて気にしない、お金を湯水のように使える人のためのホテル。

それなのにやっぱりこころ惹かれてしまう。
500年近い歴史が醸しだす独特のオーラなのか、その土地の持つ強い気でもあるような。。。

イケメンでも、お洒落でもなく、性格も良くないのに、なぜかモテる人
フェロモン系だから ? 名門の家柄と貴族的な立ち居振舞 ?

自分でもまだよく理解できていないのですが。。。
あの 「 ヴィラデステ 」 に泊まってる、っていう脳内プラシーボ効果が一番の理由なのかもしれません(笑)

それでも個人的には世界で一番好きな湖畔のリゾートだった 「 ヴィラデステ 」
2019年の夏休みにあのホテルに出会うまでは。。。






午後2時にミラノに到着して、「 プリンチペ・ディ・サヴォイア 」 に再びチェックイン。
お部屋に荷物を置いたら、地下鉄に乗ってポルタジェノバ駅まで。

アルマーニ本社の向かいにある美物館 「 Armani/Silos 」 にやってきました。




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お洒落なデザインスタジオやショップ、レストランやカフェが並ぶトルナート地区。
街を歩く人もスタイリッシュで、南青山のような雰囲気。




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コンクリート打ち放しの箱のような建物は、元穀物庫(サイロ)
アルマーニの好きな安藤忠雄のデザインだとずっと勘違いしていました(汗)




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過去のコレクションが時系列で展示されています。




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中学校への通学路で JENNY のドレスに一目惚れしていらい、30歳くらいまではベルサーチ一直線だったのですが( 細川たかしがライバル )、年を重ねるにつれアルマーニの良さも理解できるようになりました。でもそれに気づいた頃には、時すでに遅し。アルマーニのドレスを着こなせない体に。。。 「 いつまでもあると思うな過去の体型 」(笑)

アルマーニのファン(アルマーニスト?)には、必見の美物館だと思います。




ミラノ滞在中は、暑さを癒すため、1日に2、3回、アイスクリームを食べていました。
イタリアではどこで食べてもジェラートにハズレは少ないのですが、そのなかでも個人的に気に入った2軒が、トルナート地区にある次のお店。

以前に比べると、イタリアのジェラートは、より軽やかでナチュラルな味わいになっている気がしました。ちょっと日本のかき氷のようなあっさりとした味に近づいているかも ?(笑)




「 Enrico Rizzi 」




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そして一番美味しかった 「 GUSTO 17 」




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その他、町中のお店では、モンテナポレオーネ通りのコヴァの向かいにある、プラダ経営のパスティッチェリア「 Marchesi 1824 」のジェラートも記憶に残っています。カフェのインテリアも可愛くてお勧めです。




続く






by nonaetamu | 2020-01-15 12:24 | イタリア | Comments(0)