2018年 夏休み ベルガモ 「 Da Vittorio 」1




夏休み7日目の朝

本日の朝食も海苔巻、おみおつけと、ただシャンで乾杯(笑)
主菜は焼きたてのキッシュロレーヌ

朝食のあとホテルをチェックアウトして、11時の列車でイタリアへ向かいます。




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バドラッツパレス 、スイスの誇る極上のホスピタリティを味わえる素晴らしいホテルです。 ひと月単位で逗留する世界の富豪たちを飽きさせないための、美しい環境、充実した施設、最高の居心地を備えた、間違いなくヨーロッパを代表する一流ホテル。 お金の話で恐れ入りますが、今回の宿泊料金は1泊6万円ほど。 ルイナール飲み放題の朝食、プールや温浴施設の利用、鉄道・バス・ロープウェイ乗り放題の交通パス ( ソーリオまでのバスやベルニナ線もカバー )、ロールスロイスでの送迎が含まれてこの値段。 朝食やパスの費用を引いたお部屋代だけならきっと3万円くらいかも? 夏のスイスは、アジアのリゾートと比べてもコストパフォーマンスが良くなおかつ品質も高い、心からお勧めのデスティネーションです。




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サンモリッツ駅を10時48分発のベルニナ急行




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イタリアのティラーノまで約2時間ほどの鉄道の旅

インドのカルカーシムラ鉄道、スイスのアルブラ線に続く、3本目のユネスコ世界遺産の鉄道
日本では寝台車はおろか新幹線にも10回ほどしか乗ったことがないくせに、いつの間にやらグローバルな似非鉄子 ( 笑 )




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右手はサンモリッツ湖
ベルニナ線は多くの湖のほとりを走る湖畔列車の旅です。




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カールトンホテル前を通過して




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ベルニナ峠へと列車は上って行きます。




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有名な高級リゾート地、ポントレジーナ




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4000メートル級のベルニナ峰を筆頭に勇壮なアルプス連峰の眺めや壮大な氷河の絶景が続きます。




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しばらくすると翡翠色の美しい 「 ラーゴ・ビアンコ 」 ( 白い湖 ) が車窓に現れます。




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氷河から湖へ流れ落ちる壮観な滝の眺めが美しい 「 ラーゴ・パリュ 」




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このあとポスキアーヴォ湖の湖畔を暫く列車は走り、ティラーノに到着する前に最後の名所 「 ブルージオ高架橋 」を渡ります。




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ティラーノの駅に到着し、駅構内にあるイタリアへの国境を超えると、そこからはまるで別世界(笑)
清潔で整然としたスイスと、蒼枯で雑然としたイタリアの真反対のコントラストが面白い。

それまで時間通りに運行していた列車も、なんの案内もなくここで1時間以上の遅延。
ずいぶん遅れてホームに到着した列車も古くて冷房がなく、いきなりイタリアの洗礼を浴びます。

イタリアの古めかしい列車にゆられ、海水浴客で賑わう美しいコモ湖の景色を楽しみ
コモ湖畔レッコの駅で列車を乗り換えベルガモへ向かいます。

ベルガモ駅で再び郊外列車に乗り換え、アルバーノサンタレッサンドロという名の誰もいない無人駅で列車を降りました。

閑散とした駅前でホテルの車にピックアップしてもらい、ようやくたどり着いた今日の宿 「 ダ・ヴィットリオ 」。
ルレ・エ・シャトー加盟の瀟洒なオーベルジュです。




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個人宅のリビングルームのような雰囲気のロビーでチェックインを済ませ




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案内されたお部屋は、またしても屋根裏 ( 笑 )




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2階からこの螺旋階段を上ってお部屋に行きます。




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階段の上にあるのは私たちのお部屋だけ
プライベート感のある居心地のいいお部屋です。




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ドアを開けるとすぐにベッドルーム
ホテルというより本当に自宅にいるよう ( 笑 )

ドアを開けるとベッドが見えるお部屋は苦手なのですが、こちらはお部屋の外の廊下を他のゲストが歩かないのでさほど気にはなりませんでした ( というか廊下がなくドアの前は階段なので。。。)




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可愛らしい出窓と




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テレビの前にも長いソファがあって、リラックスできるスペースも十分。




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ルレ・エ・シャトーのロゴ入りキャンディーがぎっしり ( 笑 )




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ウェルカムドリンクは、フェッラーリのスプマンテ




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冷蔵庫内の飲み物はアルコールも含めて全て無料
モエエシャンドンのロゼのドゥミ、白ワイン、赤ワインと超太っ腹 ( 笑 )




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裏庭のワイン畑に面した明るいバスルーム




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お部屋からは、ロンバルディア松の緑が豊かなホテルのお庭が見渡せます。




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LHW系のグランドホテルの方が好みでいつもそちらを優先させて宿泊することが多いのですが、途中にルレ・エ・シャトー系のブティックホテルを加えると、旅の印象に抑揚がつくアクセントになって飽きずにいいですね。

ウェルカムドリンクで乾杯したら、早速ホテルの散策にでかけてみましょう。




続く








by nonaetamu | 2019-12-05 00:05 | イタリア | Comments(0)