エジプト旅行記 2016年 ヨルダン 死海 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」


2016年の6月の終わりから7月のあたまにかけて、少し早めの夏休みをとり、2週間のエジプトの旅にでかけました。

エジプトの7月は1年で最も暑い時期、しかも旅行予定の全行程がイスラム教の戒律で日中の食事が禁止されているラマダンに重なることがわかりました。 旅行を先に延ばそうかと悩んだのですが、2週間も家を空けられる時機が今度はいつ許されるかわからないので、いつも通りの見切り発車で成り行きにまかせ旅立ちました (汗)

最初の目的地はヨルダンの死海です。 アブダビで飛行機を乗り継ぎ、ヨルダンの首都アンマンを目指します。


アブダビを離れた飛行機がアラビア半島の砂漠の上を横切ると、前回も目にした懐かしい光景が眼下に広がります。



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CDを並べたような・・・パックマンのような・・・このシュールな景色は、聞けば野菜を栽培するプランテーションだそうです。 真ん中に位置するスプリンクラーの水が届く範囲まで、水の半径だけの円い畑が広がっています。 この景色を目にすると、あぁ中近東に戻ってきたんだな・・ という実感がわきおこります(笑)

朝にアブダビを発ちアンマンのクイーンアリア空港に到着したのは午前中。



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空港に駐機しているロイヤルヨルダン航空の飛行機に、旅の気分が盛り上がります (笑)

アンマンの空港はこじんまりとして閑散とした印象。 機内から家族連れのお客様が多く、空港内も子供でいっぱい!



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ヨルダンの旅行は事前のビザの申請が必要ありません。 入国審査の列にそのまま並んで1ヵ月間の滞在許可スタンプを押してもらいます。

空港から死海まではタクシーで1時間弱。 空港からのタクシーは定額制で死海までは30ディナールでした。

空港をでたときの気温は19度、初夏のような気持ちのよい温かさ、タクシーの窓を全開にして走ります。 死海に向かう高速道路の行先の表示にはバクダッドの文字も・・・ 隣国がイラクであったことを思い出し、軽い緊張を覚えます。

高速道路を下りたタクシーは左に曲がり、あとは坂道を延々と下っていきます。



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タクシーはひたすら白い岩肌がむき出した荒涼とした景色の中を走っていくのですが、オマーンで見た景色と一緒。 日本では見られない中東ならではの珍しい眺めに飽きることがありません。

海抜0メートル地点を通過し目前に死海が開けてくるようになると、車内の気温もかなり上がって汗をかくようになるので、窓を閉めてエアコンを点けてもらうようお願いします。 空港の標高は800メートル弱、死海の標高はマイナス400メートル、気温は40度! 標高差1200メートル、温度差20度の地点を、まさに30分で駆け下りていく未体験のドライブです。

死海のヨルダンサイドにある高級リゾート群は、琵琶湖の1.5倍の大きさの塩湖の北西に身を寄せるようにかたまって並んでいます。 開業準備で慌ただしそうなヒルトンを見て、マリオット、モーベンピックを通り過ぎると、今回の旅初日の宿 「 Kempinski Hotel Ishtar Dead Sea 」に到着しました。

本当はコモ湖のビラデステに似た湖上に張り出したプールのあるヒルトンに泊まりたかったのですが、開業が予定日よりもかなり延びているようで・・・ 間に合わなかったので評判の良いケンピンスキーに泊まることにしました。



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本館のメインエントランスを入ると、左手がレセプション、右手にコンシェルジェカウンターがあります。



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到着したのがちょうどチェックアウト時のお昼前、チェックアウトを待つゲストで混雑していたので、ロビーを抜けたテラスから死海を眺めて順番が来るのを待つことにしました。



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ロビーはまるで駅のコンコースのように長くて天井の高いつくり、でも人が少なくちょっと殺風景な印象です。



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この時期、本館はクローズしていて使用されていないようでした。



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ホテルは死海へと下っていく傾斜に建っています。 一番上に本館、その下に2列のビラ棟が平行して建てられています。



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あまり長く待つこともなくチェックインが終わり、部屋までカートで案内してくださいました。



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ホテルの敷地内はブーゲンビリアや多くの花木が植えられて、とても美しく整備されています。



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案内されたのは死海に一番近いビラ棟、リクエスト通り、死海をダイレクトに望める部屋をアサインしてくださいました。



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階段を登った所が宿泊したお部屋です。



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泊まった部屋はテラスルームというカテゴリー。 1泊3食付きのフルペンションで1人175ディナール( 約2万5千円 ) でした。



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部屋の入口には広いプライベートテラスがあります。



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でも滞在中にこのテラスを使うことは一度もありませんでした。 というのもテラスの壁が高すぎて、デッキチェアに座ると壁しか見えません! ( プライベート重視だとしたら、部屋への階段へは誰でもアクセスできるつくりだし 笑 ) そしてなによりも、テラスの床の敷石が強烈な日差しでフライパン並みに熱くなっていて、裸足で一歩も歩けないほどなんです (笑)

しかしテラスルームの価値はこのテラスではなく部屋からの眺望に真価がありました。というのもビラのほとんどは2階建てで、3階建てのビラはホテル内に数棟しかありません。 その数少ないビラの3階に位置するのがテラスルームだからです。 1階や2階の部屋からですと、椰子の木が邪魔をして死海の眺めが遮られそうです

今回の旅のホテル選びの条件は、なにをさておき第一に 「 眺望 」! 部屋の居心地よりもサービスなんかよりも部屋からの眺めを最重要視しました。 その意味ではこの部屋は、ケンピンスキーホテルの中でも最高のチョイスだったと思います。


そうだとしても部屋本体は・・・ あまりにもベーシックな造りでメインテナンスも最低 (笑) 



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一泊だけならばなんとか我慢できるけど、それ以上はちょっと・・・・



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バブル時に開発されたリゾート地の打ち捨てられたプリンスホテル?
それが故に写真もなし (笑)



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バスルームは可愛いモザイクタイル仕上げの凝ったつくりでした。



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アメニティーはホテルオリジナル死海のプロダクト。



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部屋はかなり厳しい状態でしたが・・・ バルコニーからの眺めは、それを補って余りある素晴らしいものです!



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目前は180度開けた、何にも邪魔されない死海ビューが広がっています!



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対岸はイスラエル。 日が暮れると昼では遠くて判別できない対岸の死海沿いの街の灯りが浮かび上がり、山影の向こうにはエルサレムの町の灯りが輝き始めます。



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それではホテル散策とランチへでかけましょう!





つづく


by nonaetamu | 2016-10-23 11:17 | ヨルダン | Comments(7)

Commented by awkward cuss at 2016-10-03 11:35 x
良いなぁ~ケンピンスキーのヴィラ!
死海では一番のリゾートですよね?
食事付きのプランは良いですね。回りになにもなくホテルはけっこうお高いイメージありました。

バルコニーのアイアンの影・・・

サウジアラビアのセンターピボット、最近は地下水が少なくて増えてないそうです。
アブダビから飛び立つ時、すぐにフタイシ島の砂漠にHAMADの文字(全長3.2キロ)が見えますが見たことありますか?
始まりましたね~今後が楽しみです!
Commented by nonaetamu at 2016-10-03 15:48

タクシーの運転手も、ホテルに泊まっていた地元のゲストも、「あなた達はラッキーだ!死海で一番のホテルに泊まって」っておしゃってました(笑)

食事に関してはまた書きますが・・・近隣のホテルにでかけたほうがいいかも・・・です。

あのCD,「センターピボット」っていうんですね。やっぱり地下水から水をとっているんですね。 東京の温泉と同じように、砂漠の下を何キロも掘って水源を探しているのでしょうか?

HAMADの文字は気づきませんでしたが、ドーハの上は飛びました! 海沿いにドーハを超えてから、左に旋回して砂漠に入っていきました。 でも上空からもホテルばっかり気にしていて・・・汗

クロさんはもう旅の空でしょうか?
Commented by awkward cuss at 2016-10-04 12:26 x
まだです(笑)
ラッキーガールだったんですね~あやかりたい!
ヴィラのベランダからは絶景が広がってますね~!

ラッキー・・・最近耳にしてないけど、思い起こせばベリーラッキーを連発されたのは何を隠そう(隠してないど)20年前のメナハウスオベロイ!5年後再訪したくらいとても良い滞在ができました。

ヨルダンではリゾートオンリー?
Commented by nonaetamu at 2016-10-04 17:48

お陰様で今回の旅は幸運に恵まれて、無事に帰ってこられました(笑)

このあとに、「ゴールデンラッキー」がスパスパッとやってきます!

ヨルダンは死海に1泊とアンマンに1泊の2泊だけです。 今回はエジプトがメインなので、ペトラなどは後日ベイルートと一緒にまた来ようかと考えていたのですが・・・

メナハウス、マリオットになる前に泊まれてよかったです(笑)
Commented by awkward cuss at 2016-10-05 13:57 x
3P
中でもペトラが異常に高いですね。
パルミラは一部のみ有料で基本無料、ペルセポリスはたしか20円位だった記憶が。
ペトラ、私は21JD(3,000円位)で入場できましたが、現在は50JD≒7,000円のようなのびっくりです。しかも、一番観光地化されてるので、まるでギザのピラミッド並みにUZ(笑)

ベイルートって響きが良いですよね。
アンマンも寄られたんですね。
あんまんを食べたことくらいしか思い出せない(汗)

続き、楽しみにしております!
Commented by nonaetamu at 2016-10-06 08:52

もしかして、マスカットに続き日本から餡饅をご持参なさって?!

手間と時間がかかったギャグ、東京の方にしては珍しいお笑い精神(笑)
もしそうならば、アップお願いします!
Commented at 2016-10-06 22:20
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