中国 四川 成都旅行記 2015年12月 「 蜀九香火锅酒楼 」 「 巴蜀砂鍋串串 」




成都に滞在中の日曜日

初めての土地での一人旅を心配して
友人の知り合いが重慶から訪ねてきてくれました。


観光に連れて行ってくれるとの親切な申し出を
やんわりとお断りして、その代わりにリクエストしたのは

成都で一番美味しい火鍋!

しばれる成都の夜、一人の火鍋は寂しすぎますから(笑)


その初対面の親切な四川人が、自信をもって案内してくれたのが


蜀九香火锅酒楼



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さすがの人気店、大勢のお客さんが寒空の下、順番待ちをしています。


炭火にあたりながら待つこと30分
ようやく順番がまわってきました。



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体育館ほどもある広い広い店内は、大勢で鍋を囲むお客さんで大賑わい
初体験の激辛火鍋にいどむテンションも、いやがおうにも盛り上がります!

店内は、唐辛子や山椒が煮立った湯気が充満していて
それに慣れるまではくしゃみがとまりません。

椅子の背のカバーは、成都のお店によくあるシステムで
お客が座ると、脱いだ上着やカバンを、これでカバーしてくれます。



大好きな蛙だけをリクエストして
注文はすべてお任せです



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さすが・・・!
見事なまでの臓物祭り

奥のパッパルデッレのようなものは
豚の喉笛(黄喉)です。



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活きのいい蛙を何匹か袋に入れて持ってきて
好みの蛙を、自分で指名します!



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3分後には、上の蛙ちゃんは
このような姿に
(注:グロテスク画像)



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実際には、まだ目が動いているお頭つきだったのですが
さすがに目を合わせられなくて・・・

でも味は最高でした!

よく蛙は鶏肉に似てると言われますが、
河豚の身を良しとする文脈から言うと
それは蛙に失礼ではないかと

蛙の方がくせがなく淡白で上品
鶏よりも上等な味だと思います。

名付けて「 田中の河豚! 」



家鴨の血を塩と水で固めた
「 鴨血 」



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鍋の途中で鴨血を投入しようとしたら
店員さんが飛んできて怒られました。

鍋が濁るので、鴨血は閉めにいれるものだそうです。



鍋のつけ汁は、ごま油!



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下水油容疑をごまかすためか、
ゴマ油は缶入りで供されます。

ゴマ油に香菜と、甜麺醤のような牡蠣油のような黒いソースを入れて
準備完了!



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鍋は麻辣湯と白湯、2色の鴛鴦(おしどり)




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これは癖になる美味しさですね!

辛さも強いのですが、ゴマ油の甘さが
すき焼きの生卵、明太子のマヨネーズの役目をして
辛みもダイレクトに伝わらず、とてもマイルドに

結局、白湯の方は最後まで使いませんでした。



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新鮮な内臓類の美味しさも、四川火鍋の特徴ですね!
特にコリコリとした牛の軟骨が気に入りました。

今でも、たまに四川火鍋を無性に食べたくなります(笑)

このお店、もうすぐ24時間営業の支店を開くそうです。
四川には、まもなく朝から火鍋の時代が訪れようとしています!



次の夜には、四川で大人気と聞いた
「 串串香 」 を一人で食べにでかけました。

ホテルで勧められたお店に到着してみると




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昨夜食べた火鍋とまったく同じ料理でした。
違いは、ただ食材を串刺しにしているだけです・・・

実は、四川にきて辛さにはまだまだ負けていないのですが
油に少しずつやられつつあって・・・

四川料理は、油漬けにした料理や、油で煮込んだ料理ばかりで
それは、通常の中華料理が油っぽいというのとは、また別次元のレベル

油っぽいというよりも、皿の半分は油でうまっているような
全ての料理が、オイルサーディン状態!


3日目ともなると、街に漂うゴマ油の香りを嗅ぐと
少し「うっ」となって・・・まさか!?(おめでた)


でもせっかくここまでやってきたからには、逃げて帰るわけにもいきません。
こうなったらやけです、毒をもって毒を制してやれ!

これって、ゴマ油のホメオパシー?



写真通り、路地裏の超ローカルな店舗
しかも日本人のお一人様鍋とあって

店内がにわかにざわめきたちます。


店内の皆さんの おせっかい 親切な誘導で
まずは冷蔵庫から好きな具材を選択




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ひと串の値段は均一
あとで食べた串の数で清算する、串揚げメソッド




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野菜を中心にヘルシーな選択




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つけ汁は、やはりゴマ油に、好きな薬味を投入して



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右上の白い調味料は、お砂糖かと思ったら
化学調味料でした!

中国人のMSG愛ったら・・・(笑)



今回は迷わず、麻辣湯の一色を選択



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周りからの好奇の視線が痛い!
四川では、まだお一人様文化が理解してもらえないようです。

みんなが一挙一動を興味津々で注視しているので
串の数のごまかしもできません(汗)




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地獄の釜のように、ぐつぐつと煮えたぎります。




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ん~ 美味しい!

これを機に、ゴマ油の甘さが、いっそう感じられるようになり
身体が己づからゴマ油を求めるように・・・・

もしかしてゴマ油に、中毒性あり?
話題のケシ入りゴマ油??

そして自分の適応力の高さにも、あらためて呆れたり・・・(汗)

ごちそうさまでした!
会計は75元でした。



不思議なことに、四川の人はこんなに油を摂取しているのに
香港や台湾のように太った人があまりいません。

むしろお腹に虫でもかっているんじゃないかと
疑うくらいに痩せた人が多い。

私も、四川から帰ってから3日で、体重が3キロ落ちました!


これって大量の唐辛子による、カプサイシン効果なのか?
それとも大量のゴマ油摂取による、体内アユールベーダ・デトックス?



つづく

by nonaetamu | 2016-01-31 06:38 | 中国 | Comments(0)