中国 四川 成都旅行記 2015年12月 「 The Temple House 」 「 太古里 」 




成都での宿泊先は、新しくできたホテル 「 The Temple House 」 にしました。


「 釣魚台 」 とどちらにしようか迷ったのですが、釣魚台はスイートルームが主体で一人旅には贅沢であること、
キャセイパシフィック航空を運営するスワイヤ・グループのホテルに泊まったことがなく、一度試してみたかったこと、

を理由に、懸念はあるものの、テンプル・ハウスに泊まることにしました。
(結果として、悪い予感が的中するのですが・・・それはおいおい)


テンプル・ハウスは、北京のオポジット・ハウス同様、
スワイヤ・グループが新規開発する高級ショッピングセンター
「 太古里 」 の一角にあります。

「 太古 」 とは、スワイヤの中国語名です。


長方形のホテルの敷地を取り囲むように
2つのL字型の建物が建てられています。

一つは宿泊棟で、もう一つはレジデンス棟(長期滞在向けアパート)です。




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長方形の角の位置にある、中国スタイルの古い家屋が、レセプション棟です。
何百年も前の建物だそうです。




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古い邸宅の入口のような、小ぶりの正門をくぐり





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中国時代劇のセットのような中庭を歩いて




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中央の扉を開けると





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小さなレセプションカウンターがあります。




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レセプションの対面には、木目のデザインが美しい、シッティングスペースがあります。




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チェックインを済ませると、建物の裏口からいったん表へでて





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ホテルの中庭沿いに歩いたところに





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エレベーターホールがあります。




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一階のエレベータホールは、驚くくらいに殺風景で、倉庫の入口のよう
そこに一枚の絵が、フォーカルポイントとして飾られています。

絵の中のツボの上を、電飾の蝶がひらひらと舞っています。



エレベータホールの入口にある、ホテルの敷地図です。



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カフェやバーなどの飲食施設は、太古里に面したレジデンス棟の一階に配置され、
一般のお客さんが直接アクセスできるようになっています。

ホテルの中庭は、一段高くなった中央のテラスで、2つに区分されています。

ティーハウスとスパは、ホテルの敷地に隣接した別棟にあります。



客室階のエレベーターホールは、一階とは対照的に、
両サイドの広い窓から日差しが入る、とても明るい空間です。




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エレベーターが到着すると、ドア枠の周囲の白いランプが、
上から下に、下から上にと、点灯します。



長い廊下は、照明を暗くして、ディスコティークのエントランスのよう




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案内されたのは、長い廊下の突き当りの部屋でした。



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先ほど宿泊を決める前に懸念があったというのは、

北京のオポジット・ハウスに食事に行ったときに、レセプション周辺のスタッフは若い人だけで
だらけきっていて、客に注意を払うこともなく、仲間でおしゃべりばかりしていたんです。

高級ホテルに入ったときの、凛とした緊張感が全くなく・・・

食事が済んで、帰りにタクシーをお願いした時も、驚くような Hell 対応をされてしまい。


はたして、テンプル・ハウスも、心配した通り同じでした。

正門前の若いスタッフは、タクシーが着いても立っているだけ、
レセプションも、入りたての学生バイトのような・・・
なんだかもどかしく、安心感にかけます。

それぞれのスタッフはやる気に満ちているのですが、
しっかりとしたトレーニングを受けていないのと、
接客の見本を見せる、ベテランスタッフがいないんですね。

コンシェルジェに道を聞くと、
「 まっすぐ進んで、ずっといって左に曲がって・・・ 」 (どこを?)

分かりづらいので、地図で説明してほしいというと
案内しますと言って、30分ほど買い物に付き合ってくれるんです。

滞在中に風邪をひいたら、薬局で薬を買ってきてくれたり・・・

個人々々はとても親切なのですが、道の教え方等、接客の基本教育ができていない。
やる気のある若いスタッフがもったいなくて、逆に可哀そうになります。

この後も、色々と小さな問題が起こるのですが、
それは客の視点に立てば、直ぐに気づくこと。

それにもし気づいていないとしても、気づいても改善していないとしても
このホテルのマネージメントの感性の低さを表していると思います。

少なくとも真剣に良いホテルを作ろうという、愛情は感じられませんでした。
立派な建物を作っても、魂は入れていないような。

これは、中国だからと言い訳できる問題ではないと思います。

実際、この間泊まった北京のローズウッドでは、
チェックアウトの混雑時に、マネージャーが待っている客に目を配り、
適切な指示を出して、スムースな対応を実現していましたし、
その他スタッフも、プロフェッショナルなサービスを提供していました。

恐らく、スワイヤホテルとは、ホテルに求めるものが違うのだと思います。


因みに成都の 「 釣魚台 」 は、成都一の観光スポット
観光客で溢れかえる 「 寬窄巷子 」 の真っただ中にありながら
静寂とエクスクルーシブ感を醸し出していました。

外からロビーを覗いていたら、サンタ帽をかぶったレセプションスタッフが駆け出してきて・・・
北京本店の、ゆるなつっこいサービスのDNAは、引き継がれているようです(笑)


さて、思いのたけ怒りを吐き出したところで、部屋の紹介は次回にして
ホテルの位置する 「 太古里 」 の写真を先に

太古里は、地下鉄の駅と直結していて
地下鉄出口を上がると、中国の街並みのなかに高級ブティックが!




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北京の無機的な雰囲気よりも風情があって良いですね。



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東京にできたとしても、十分通用するだろうお洒落な街並み。




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もちろん、お約束のスタバも!



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少し、郊外のアウトレットモールのような雰囲気もしますが・・・




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とにかく、それぞれのブティックの規模がとっても大きい!




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エルメスも大きい!




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でもすぐ隣には、ベタな中国寺が(笑)




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MUJI も有楽町店に負けない大きさ!




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MUJI のカフェのテラス席からの眺めです。





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ショッピングセンターの中央広場には、





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これまた大きなクリスマスツリー!




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ニューファミリー率、高い!



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この広場の裏側には、三蔵法師ともゆかりがある
1600年の歴史を持つ古刹

「 大慈寺 」があります。



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お寺と壁を一つ隔てて・・・メリークリスマス
いかにも中国なシュールな光景




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太古里は、地元の人たちで大賑わいでした!
垢ぬけない地方都市に(失礼)、いきなり東京にもないような街が出現した衝撃。

道行く人たちの興奮が伝わってきて、皆さんいかにも幸せそうで、
バブル期の日本を彷彿させる高揚感です。




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大勢の若者や家族連れに混ざって、以前この付近に暮らしていたのか
普段着の老夫婦がぎこちなく散歩をする姿にも、心が温かく和みます(笑)



次回は、ホテルの部屋と、一つ目のアクシデントを紹介します。



つづく

by nonaetamu | 2016-01-16 07:11 | 中国 | Comments(0)