北京旅行記 2014年10月 北京ダック 「九花山烤鴨店」 「1949-全鴨季」 「京雅堂」



初の北京、やはり北京にきたからには、本場の北京ダックを避けて通るわけにはいきません。

ということで、ディナーは3夜連続で「烤鴨」(北京ダック)、締めて2.5羽!

しかも現地の中国人達も驚いた「おひとり様ダック」
食のためならなりふりかまわない「食いしん坊魂」 我ながら恐るべしです(涙) 



一羽目は、ネット上で「大董」と人気を二分する「九花山烤鸭店」です。





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ほれぼれするほど素晴らしい照りですね。


さらにズームイン!




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こちらのお店の鴨は、他の店よりもさらに一層脂がのっていて、一番ソバージュな香りがします。
「家鴨」にソバージュというのもなんなんですが・・・

そして、北京は流石に粉もんの町、どのお店もお肉を包む荷叶餅(クレープ)や焼餅(パイ)がとても美味しい。

こちらの会計は、280元ほどでした。



2羽目は、王府井からも近い、金宝街にある「1949-全鸭季
「Duck de Chine」の方がとおりがいいかもしれません(これ何語?)

写真を撮ってないのですが、こちらではフォワグラと北京ダックをいただきました。

北京ダックの焼き上がり時に「銅鑼」を鳴らしたり、2色のダックのソースで小皿に模様を描いたりと、
アトラクション要素が多いためか、ゲストの半分くらいが西洋人のかたでした。

皆さんお洒落をして、ワインと北京ダックを楽しんでいらっしゃいました。

こちらの会計は、360元ほどでした。





2.5羽目は、ファッショナブルな三里屯にあるスタイリッシュなホテル「Opposite House」内にある、「京雅堂」です。

お店の雰囲気も、とてもお洒落ですね。




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北京ダックは半身での注文が可能でしたので、今回は他の料理も注文してみました。


前菜に、お店の名物「口水鸡





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北京ダックは、店内のオープンキッチンで調理されています。

自分の鴨が焼かれる姿を、粗相がないかかぶりつきで監視します。

釜内でローストするだけでなく、時々皮を直火であぶっています。
「ロースト&グリル・ダック」なんですね。




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焼きあがったら、暫し寝かせて(吊るして?)




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やってきました!




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美味しい~!

個人的には、ここの北京ダックが一番気に入りました。

このあと締めにいただいた「炸酱面」も、麺に讃岐うどんのようなコシがあり、記憶に残る美味しさでした。

こちらでの会計は、600元ほどでした。




3軒を食べ歩いた結果からいうと、このクラスのお店になると、
北京ダックの味や質に、さほどの差はないと思います。 
その時の気分や TPO でお店を選ばれるとよいかと思います。

大勢でわいわいとローカルの雰囲気を楽しむのなら 「九花山烤鴨店」
友達達とお洒落しておしゃべりを楽しんだり、お客様の接待ならば 「1949-全鴨季」
恋人とのデートや、ゆったりと会話を楽しむなら 「京雅堂」

というぐあいでしょうか?



ただ、北京の「北京ダック」が、さすが本場ならでは! と感動する味か? 
北京でしか味わえない絶対に味わうべき美味か? と聞かれると・・・
正直にいいますと、他の町で食べたものと大きな違いが実感できませんでした。

次回に北京を訪れたなら、恐らく北京ダックはスキップして、
きっと北京でしか味わえない美食を探すことだろうと思います。


あくまで個人的な好みですが、今までに食べた北京ダックの中で記憶に残っているところは、

バンコク「Eastin Hotel」内の「文苑」
同じくバンコク「Renaissance Hotel」内の「飛鴨」
シンガポールの「御賓至尊烤鴨店」
オマーンはマスカットの「Al Bustan Palace」内の中華レストラン

等があります。

「北京ダック」は、あまりハズレがないので、食に困ったときには、世界各地でお世話になっています。

でも当分のあいだは遠慮かな? 
さすがに食べ過ぎてしまいました 笑



Commented by 96-55 at 2016-09-14 23:12
北京ダック、全くわかりませんが、大董烤鴨店 南新倉店を利用しました。全くわからないのですが、砂糖をまぶして食しましたが美味しかった記憶があります。
その後東京にある全聚徳、美人社長見たさに何度か伺いましたが、いつの間にか砂糖も出てきました。でもこの食べ方はこの二つの店だけでしか見てないので、邪道な食べ方なんでしょうか??
北京ダック、食べるならバンコク。メモメモ
マスカットのアルブスタン(笑)
いや~とにかくいろんなとこ行かれてびっくり!昨年、チェディマスカットとオープンしたばかりのアリラジャバルアフダール行きましたが、アリラの絶景は素晴らしかったです。
Commented by nonaetamu at 2016-09-15 00:52

北京ダックの脂にざらめってよく合いますよね。いつから始まったんでしょう?最近では北京ダックのつまも色々と工夫が増えてきて・・・バンコクの完熟マンゴーも美味しいですよ。アルブスタンで期待せずに注文した北京ダックがあまりにも本格的なのに驚いて、マネージャーに尋ねたら、ホテルのオーナーである王様が北京で召し上がった北京ダックがとてもお気に召されて、そのお店からダックの焼き師を引き抜き、家鴨も北京から直送しているそうです。

インスティチューショナル・インベスター誌のホテルランキングのトップ10にアルブスタンパレスが入った時に興味がわいて、初めて訪れた中近東の国がオマーンでした。結構気に入って2回旅をしています。デュバイからマスカットまでのローカルバスの旅が心に残っています。新しくできるアナンタラもアリラに負けない絶景のようで、とても気になります。
by nonaetamu | 2015-10-24 18:35 | 中国 | Comments(2)